国立科学博物館 本館

つづき
イクチオステガ-国立科学博物館 生物の進化を展示する模型。正面はイクチオステガだ。造形に古めかしさを感じる。
デボン紀後期に生息していた原始両生類で、最初の四肢動物といわれる。
体長約 1 メートル。重力から内臓を守るために肋骨がかなり発達していた。しかし体が重くなりすぎて、ほとんど水中での生活をしていたと考えられている。足の先端には 7 本もの指があり、陸上を歩くのには適していなかったと考えられている。
かつては陸上脊椎動物の直接の祖先といわれているが、最近では疑問視されている。
フーコーの振り子-国立科学博物館 地下 1階には、地球の自転を目で確かめることができるフーコーの振り子*がある。
本館の吹き抜けを通って吊り下げられており、ステンレス線の長さは 19.5 メートル、球の重さは 49.6 キロ、直径は 23 センチである。1934 年 4 月に、天文学者・鈴木敬信*の指導のもと、東京計器製作所(現・トキメック)が製作した、その後何回かの改良が重ねられている。
フーコーの振り子-国立科学博物館 上からフーコーの振り子を見下ろしたところ。ちょっと怖い。
space
フランスの民間科学者ジャン・ベルナール・レオン・フーコー*(1819~1868)は、1851 年 2 月 3 日、パリ天文台のカッシーニ・ホールに長さ 11 メートルの振り子をぶら下げ、「地球が自転することを」証明する公開実験を行った。これが「フーコーの振り子」である。
さらに詳しく知りたい方には「フーコーの振り子」(アミーア・ D.アクゼル/水谷淳/早川書房/2005 年 10 月)をお勧めする。当時のフランスの科学界とナポレオン三世、そしてフーコーの人となりを知ることができる。
この項つづく
header