戦場ヶ原・湯ノ湖は高山植物の宝庫

2009年6月25日 撮影
戦場ヶ原
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湯ノ湖
戦場ヶ原は、奥日光の湿原として、2005年(平成17年)11月、ラムサール条約に登録された日本最大の高層湿原である。標高は1395メートル、面積は400ヘクタールに及ぶ。
男体山 (なんたいさん) の噴火で湯川 (ゆかわ) が堰き止められて湖ができた。これが湿原化したものが戦場ヶ原である。高山植物の宝庫で、植物観察や野鳥観察を目的に訪れる人が多い。
湯ノ湖
戦場ヶ原という名前は、神代の昔、男体山の神と赤城山の神が領地の問題で戦ったことに由来する。
男体山の神は大蛇、赤城山の神は大百足に姿を変えて戦った。助太刀としてあらわれたの弓の名手・猿丸が赤城山の神の右目を射貫き、男体山の神が勝利した。このとき大百足の流した血がたまったのが赤沼といわれている。

男体山の構造

男体山の構造
男体山(標高2486メートル)は、富士山と同じような円錐形で、火山灰や火山礫の部分と溶岩の部分が互い違いになって層を成している。できてから年数が浅い火山だ。

交通アクセス

日光は高低差が激しい。JR日光駅は標高530メートル、いろは坂を登ると約1270メートル、湯ノ湖では1478メートルにもなる。
【写真・図:こぱふぅ

【鉄道+バス】
  • JR・東武日光駅よりバスで約1時間。
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近隣の情報

(この項おわり)
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