日本銀行小樽支店は北のウォール街の中心

2013年8月14日 撮影
日本銀行小樽支店
2013年8月14日 写真:こぱふぅ
日本銀行旧小樽支店(北海道小樽市色内1-11-16)は、東京駅の設計者としても知られる辰野金吾 (たつのきんご) らが建物の設計を担当し、1912年(明治45年)に竣工した。
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日本銀行小樽支店
2014年8月20日 写真:こぱふぅ
ルネサンス様式が取り入れられており、屋根には八幡製鉄所で精錬されたの鉄骨が使用されている。総工費は40万円に上り、日本銀行本店と日本銀行大阪支店に次いで3番目に高額な建設費となった。

1880年(明治13年)に幌内鉄道が開通し、北海道経済を担う産物がニシンから石炭へと変わり、小樽は物流の拠点となった。企業や銀行の支社・支店が続々と店開きし、1893年(明治26年)には日本銀行が小樽出張所を開設し、街の中心部は「北のウォール街」と呼ばれるようになった。
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日本銀行小樽支店
2014年8月20日 写真:こぱふぅ
2002年(平成14年)、日本銀行札幌支店に統合が決定し、小樽支店としての営業は終了した。その後に改築工事が行われ、2003年(平成15年)5月14日に日本銀行の資料館として再オープンした。
館内には、小樽支店の歴史をはじめとする金融資料などが展示されている。
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目的地:日本銀行小樽支店

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(この項おわり)
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