湯布院?由布院? 湯布院温泉は存在しない?

2016年3月16日 撮影
由布岳 - 湯布院
JR久大本線の駅名と温泉は由布院 (ゆふいん) 、町名とインターチェンジは湯布院 (ゆふいん) である。よって、湯布院温泉は存在しない。

由布院駅を降りると、由布見通りの先に由布岳がそびえる。豊後富士とも呼ばれる。
標高1584メートルの活火山で、麓には由布院温泉をはじめとする温泉郡が点在する。
古来より信仰の対象とされ、『古事記』『豊後国風土記』にもその名が見える。
由布岳 - 湯布院の大きな写真大きな写真
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特急ゆふいんの森 - 湯布院
JR九州の特急「ゆふいんの森」は平仮名表記だ。
特急ゆふいんの森 - 湯布院の大きな写真大きな写真
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北由布村・南由布村が合併し、1936年(昭和11年)に速見郡由布院村が誕生する。1948年(昭和23年)には由布院町となった。さらに1955年(昭和30年)2月、由布院町と湯平村が合併し、両者の文字を採り入れて湯布院町が発足した。
1959年(昭和34年)5月に、湯平温泉と由布院温泉、塚原温泉が国民保養温泉地に指定された際、指定名称が湯布院町内の温泉を対象とする意味から「湯布院温泉」の名となった。
2005年(平成17年)10月、挾間町・庄内町と合併し由布市が誕生。湯布院町は消滅することになった。

由布院温泉の原泉は852本あり、湧出量は全国3位の量を誇る。泉質は単純温泉である。
昭和40年代から、街ぐるみで歓楽色を廃し、女性が訪れたくなるような温泉街づくりを目指している。
由布岳 - 湯布院
由布院駅のホームからも由布岳を望むことができる。
由布岳 - 湯布院の大きな写真大きな写真
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由布院駅の足湯 - 湯布院
由布院駅のホームには足湯が設置されている。
入場券や乗車券のほかに足湯券が必要。
由布院駅の足湯 - 湯布院の大きな写真大きな写真
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由布院駅 - 湯布院
由布院駅は北由布院駅として1925年(大正14年)に開業し、1950年(昭和25年)に現在の名称になった。現在の駅舎は、大分県出身の建築家・磯崎新が礼拝堂をイメージして設計した木造建築で、1990年(平成2年)に竣工した。
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交通アクセス

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出発地の最寄駅:

目的地:由布院駅
湯布院 関連

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(この項おわり)
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