橿原神宮で初詣

2017年1月1日 撮影
内拝殿 - 橿原神宮
橿原神宮 (かしはらじんぐう) (奈良県橿原市久米町934)は、1890年(明治23年)4月、神武天皇を祀るために明治天皇が創建した。
写真は内拝殿で、屋根越しに幣殿の千木・鰹木が金色に輝いて見える。
内拝殿 - 橿原神宮の大きな写真大きな写真
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外拝殿 - 橿原神宮
外拝殿 (げはいでん) は、1939年(昭和14年)、皇紀2600年記念事業の一環として建設された。古代の宮殿の南門を彷彿させるよぅな、昭和の神社建築の集大成となっている。
外拝殿 - 橿原神宮の大きな写真大きな写真
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南神門 - 橿原神宮
表参道を西へ進むと、南神門 (みなみしんもん) があり、ここから先が神域である。
南神門 - 橿原神宮の大きな写真大きな写真
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表参道 - 橿原神宮
表参道は直線で約100メートルあり、露店が建ち並ぶ。
表参道 - 橿原神宮の大きな写真大きな写真
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一の鳥居 - 橿原神宮
表参道の入口にある一の鳥居は、高さ9.77メートル、幅7.5メートルある。
一の鳥居 - 橿原神宮の大きな写真大きな写真
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橿原神宮と皇国史観

神武天皇は神話上の存在で、その宮(畝傍橿原宮)があった場所は特定されていない。だが、明治政府にとって万世一系の象徴ともいうべき初代神武天皇の存在は不可欠であり、橿原の地に神宮を設置することになった。
1890年(明治23年)に創建された当時は、それほど大きな神社ではなかった。1912年(明治45年)に橿原神宮講社を設立。浄財を集めて神域の拡張や施設整備を実施、1915年(大正4年)、荘厳な神宮に変貌することになる。

1938年(昭和13年)から1940年にかけ、皇紀2600年記念事業として、さらなる神域の整備拡充が行われた。神域は50万平方メートルに拡大し、外拝殿があらたに建設され、ほぼ現在のような姿となった。
この整備事業は、軍国主義を受けて国民の士気を高めるのが目的で、全国から延べ120万人の国民が労働奉仕し、約8万本の樹木が献納された。

このように皇国史観と不可分の関係にある橿原神宮は、紀元祭が行われる毎年2月11日は、各地から集まった右翼が街宣活動する。

交通アクセス

【鉄道】
  • 近鉄「橿原神宮前駅」下車、中央出口から徒歩10分
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出発地の最寄駅:

目的地:橿原神宮
橿原神宮 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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