恵比寿ヶ鼻造船所跡は幕末に軍艦を建造

2018年9月9日 撮影
恵比寿ヶ鼻造船所跡
恵比寿ヶ鼻造船所跡 (えびすがはなぞうせんじょあと) (山口県萩市椿東5159-14)は、ペリー来航によって西欧諸国の脅威を感じた幕府が長州藩に軍艦建造を命じ、1856年(安政2年)に建設した造船所である。
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恵比寿ヶ鼻造船所跡
国の史跡名勝天然記念物で、2007年(平成19年)に近代化産業遺産に、2015年(平成27年)には明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業として世界遺産に登録された。

1856年(安政2年)、ロシアの造船技術による洋式帆船・丙辰丸 (へいしんまる) (全長25メートル、排水量47トン、スクーナー船)が竣工。たたら製鉄によって造られた鉄材を用いた。
また、1860年(安政6年)にはオランダの造船技術による庚申丸 (こうしんまる) (全長43メートル)が竣工した。
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その後、蒸気船が主流になると、外国製蒸気船を購入するようになり、恵比寿ヶ鼻造船所は閉鎖されたと考えられている。

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交通アクセス

【鉄道】
  • JR東萩駅から徒歩20分
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近隣の情報

参考サイト

(この項おわり)
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