児島駅は瀬戸大橋の本州側起点

2018年12月27日 撮影
日没 - 児島
日没
児島(岡山県倉敷市下津井)は、『古事記』『日本書紀』の国土誕生にもあらわれる島だったが、吉井川、旭川、高梁川の堆積作用により海は次第に浅くなり、戦国時代末期から干拓がされていった。江戸時代中期には陸続きとなり、児島半島となった。

瀬戸内海に沈む美しい夕陽が見られるスポットとなっている。
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下津井祇園神社 - 児島
下津井祇園神社
下津井祇園 (しもついぎおん) 神社(岡山県倉敷市下津井1-13-16)は、海に突き出た海抜22メートルの浄山 (じょうやま) の上に祀られている。瀬戸大橋を望むことができる。現在の参道は、1863年(文久3年)に池田氏によって寄進されたものである。
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下津井鉄道 - 児島
下津井鉄道
下津井鉄道は、かつて、茶屋町駅と下津井駅の21kmを結んでいた鉄道路線である。1991年(平成3年)に全線廃止となったが、下津井駅の跡地に、地元のボランティア団体「下津井みなと電車保存会」と下津井電鉄の協力で当時の車両が維持整備されている。
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児島駅 - 児島
児島駅
最寄り駅は、瀬戸大橋線(JR西日本・JR四国)の児島駅(岡山県倉敷市児島駅前1-107)である。1988年(昭和63年)3月に開業し、瀬戸大橋が開通すると、本州側の起点となり、特急を含む全ての旅客列車が停車する。下津井鉄道の廃止に伴い、岡山県で最も南に位置する駅である。

高架駅で、ホームは2面4線ある。1日の平均乗車人員は4,500人前後で推移している。
2007年(平成19年)に交通系ICカード ICOCA (イコカ)  に対応。
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児島駅 - 児島
児島駅
国産ジーンズ発祥の地である児島をアピールするため、駅構内のあちらこちらにジーンズの柄をラッピングしている。2015年(平成27年)6月、ジーンズステーションの愛称が付けられた。
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児島駅 - 児島
児島駅
各ホームにはエレベータが設置されているが、外装はジーンズ柄になっている。
児島は、瀬戸内海に浮かぶ島だったが、近世に干拓が進み陸続きとなり、製塩業が盛んに。
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児島駅 - 児島
児島駅
明治期になると、製塩で財をなした者たちが織物・縫製業に参入、1882年(明治15年)には下村紡績所が操業開始した。1960年代には学生服の全国シェアの7割を生産するようになり、さらに1965年(昭和40年)には日本で初めてジーンズの生産を手掛けた。

現在、メーカーと関連企業100社あまりが集積し、オーダーメードのプレミアムジーンズのメーカーが拠点を構えていることでも知られるようになった。2015年(平成27年)には、ミシュラン・グリーンガイドに「日本のジーンズの都」として紹介され、国際的な知名度も高まってきた。
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児島駅 - 児島
児島駅
駅を出ると、ジーンズがぶら下がっている。
ジーンズといってもズボンだけでなく、デニム地の縫製品を幅広く扱っている。バッグやカーテン、マスクまであるという。
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たびにゃん - 児島
たびにゃん
JR西日本岡山支社のゆるキャラ「くまなく」――左下にいる同僚「たびにゃん」と岡山の魅力を“くまなく”探し、情報発信していくという。
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祇園神社への交通アクセス

【鉄道】
  • JR児島駅下車、下電バス下津井循環線とこはい号で18分、祇園神社下下車
【自動車】
  • 瀬戸中央自動車道「児島IC」から南へ2km・駐車場あり。
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:下津井祇園神社

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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