銅親水公園と足尾本山駅

2021年9月26日 撮影
銅親水公園
銅親水公園
銅親水公園 (あかがねしんすいこうえん) (栃木県日光市足尾町885)は、足尾銅山の足尾ダムの下流、銅山の煙害で荒廃した松木渓谷の自然を取り戻そうと、国・県・町の共同事業により、1996年(平成8年)に完成した公園である。現在、砂防工事や植林など再生事業が行なわれている。

写真左上の方、松木川(渡良瀬川)に地域のシンボルとして架橋された全長106.6メートルのの人道用斜張橋「銅橋 (あかがねばし) 」が架かっている。
銅親水公園の大きな写真大きな写真
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銅親水公園
銅親水公園
公園はバリアフリー対策も施され、駐車場から公園内まで、車いすやベビーカーで入ることができる。NPO法人足尾に緑を育てる会では、「足尾に緑を取り戻そう」と、体験植樹なども実施している。
足尾砂防堰堤(足尾ダム)
足尾砂防堰堤(足尾ダム)
松木川(渡良瀬川)、仁田元川、久蔵川の3つの河川が合流する場所に築かれたのが堤長204メートル、堰高39メートルの足尾砂防堰堤(足尾ダム)で、1954年(昭和29年)に完成した。堤の中央には、幅25メートル、高さ15メートルにわたて陶板約2000枚を用いてニホンカモシカが描かれており、日本最大規模の陶板による壁画となっている。
足尾砂防堰堤(足尾ダム)の大きな写真大きな写真
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足尾本山駅
足尾本山駅
足尾本山駅 (あしおほんざんえき) (栃木県日光市足尾町本山)は、1914年(大正3年)8月、足尾鉄道の駅として開業した。1918年(大正7年)6月に国有化され、足尾線の駅となる。1973年(昭和48年)の足尾銅山閉山以降も貨物駅として存続した。
足尾本山駅の大きな写真大きな写真
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足尾本山駅
足尾本山駅
1989年(昭和64年)、JR足尾線は廃止になるが、施設はわたらせ渓谷鐵道へ承継された。バブル経済がはじけ、運行再開家核は白紙に。1998年(平成10年)6月、間藤駅から足尾本山駅までの区間1.9kmの鉄道事業免許が失効する。
足尾本山駅の大きな写真大きな写真
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交通アクセス

【鉄道】
  • わたらせ渓谷鐵道「間藤駅」から徒歩約50分
【自動車】
  • 国道122号線の田元交差点よりから約5分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:銅親水公園

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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