為栗駅は難読駅名の秘境駅

2021年11月12日 撮影
為栗駅
為栗駅
為栗駅 (してぐりえき) (長野県下伊那郡天龍村平岡)は、JR東海・飯田線の駅で、難読駅名だ。1936年(昭和11年)8月、三信鉄道の駅として開業した。単式ホーム1面1線で、ホームには待合室がある。無人駅。
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天竜橋
天竜橋
為栗駅に向かうには、対岸の県道430号線から赤い吊橋、天竜橋を渡っていくしかない。2輪以外の自動車は通行できない。
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為栗駅
為栗駅
天竜川の対岸から為栗駅を望む。
1943年(昭和18年)8月、三信鉄道が飯田線の一部として国有化された。
駅の裏手に民家が2軒あるが、人は住んでおらず、秘境駅となっている。1日の乗車人数は数人程度。
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天竜川
天竜川
下流に平岡ダム(1938年着工、1951年(昭和26年)竣工)があり、天竜川の流れも穏やかである。
平岡ダムによって集落が水没したため、人家が無くなってしまった。
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天竜川
天竜川
天竜橋の南側に信濃恋しと呼ばれる景勝地があある。
平岡ダムができる前は、天竜川の急流により川岸が削り取られ、川の流れが大きく湾曲していた。かつて、信濃で切り出された丸太で作った筏に乗ってくると、この場所で上流へ向きを変えた。
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飯田線と天竜川
飯田線と天竜川
これが、丸太が国境近くに来て「信濃の国が恋しい」と訴えているように見えたことから、この名前が付いたとされている。
縁結びの名所にもなっており、ここに小石(恋し)を投げると恋が叶うという。
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(この項おわり)
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