榊神社は工業教育発祥の地

2022年5月22日 撮影
榊神社
正面(南側)の鳥居
榊神社 (さかきじんじゃ) (第六天榊神社;東京都台東区蔵前1-4-3)は、景行天皇の時代(110年頃)、東夷征伐の折に創祀したと伝えられている。
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榊神社
西側の鳥居
2万坪の社地を有していた鳥越神社の末社で、鳥越三所明神の1社として、蔵前1丁目や柳橋1丁目など周辺の鎮守であった。神仏分離までは「第六天神宮」「第六天社」と称され、第六天魔王を祀っていたとされる。
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榊神社
蔵前工業学園の蹟
1881年(明治14年)、産業技術の近代化を推進する人材を育成するために、この地に東京職工学校を設立した。東京工業学校、東京高等工業学校を経て、1929年(昭和4年)に東京工業大学(旧制)へ昇格した。しかし、1912年(明治45年)の関東大震災で被災し、目黒区大岡山に移転した。これにともない、第六天榊神社が遷座した。

1943年(昭和18年)3月、工業教育発祥の地として同窓会の蔵前工業会が「蔵前工業学園の蹟」を建立した。

交通アクセス

【鉄道】
  • 地下鉄浅草線「蔵前駅」下車、徒歩5分
  • JR総武線「浅草橋駅」下車、徒歩7分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:榊神社

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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