介護予防:ロコモに注目

2009年11月11日 作成
膝の屈伸
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略語で、日本整形外科学会が提唱。骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念だ。統計的に、ロコモが原因で要介護になる人が多いという。
ロコモの要因となる病気は3種類――。
  1. 骨粗鬆症 (こつそしょうしょう) 
  2. 変形性関節症
  3. 脊柱管狭窄症 (せきちゅうかんきょうさくしょう) 
産経新聞,2009年11月10日より

ロコチェック:点検ポイントは

これまでの研究成果をもとに自分がロコモかどうか点検する「ロコチェック」という方法がある。
  1. 片脚立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でつまずいたり、滑ったりする
  3. 階段を上るのに手すりが必要
  4. 横断歩道を青信号の間に渡りきれない
  5. 15分くらい続けて歩けない
1項目でも当てはまればロコモの可能性があるといい、持続的に症状がみられる場合は医師の診察を受けたほうがいい。

ロコトレ:予防トレーニングは

ロコモにならないための運動「ロコトレ」も提唱されている。
骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。

参考サイト

(この項おわり)
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