トランス脂肪酸

2010年10月8日 更新

女性はトランス脂肪酸を過剰摂取気味

ケーキ
世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)はトランス脂肪酸の摂取量を1日にとる総カロリーの1%未満するよう勧めているが、30~40代の女性の3割がこの目安を超えていた。
女性全体では、トランス脂肪酸のもとになった食べもののうち、お菓子類が22%を占めた。
トランス脂肪酸は植物油を加工した油(マーガリンやショートニングなど)や、それを使ったビスケットやケーキ、ファストフードなどに含まれる。たくさんとると、血中の悪玉コレステロール(LDL)を増やす一方、善玉コレステロール(HDL)を減らして心筋梗塞のリスクが上がるとされる。
朝日新聞,2010年3月23日より
消費者庁は、ショートニングの食品含有量表示の指針を2010年(平成22年)夏までに策定し、メーカーに容器表示やホームページを通じた情報開示を求めることにした。
読売新聞,2010年3月9日より

参考サイト

(この項おわり)
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