JR北海道 キハ54形 はバス用部品を転用

コスト削減に腐心

根室本線

宗谷本線 キハ54形
2017年2月16日 釧路駅 こぱふぅ
キハ54形気動車は、1986年(昭和61年)に国鉄が開発した車両で、四国向けの温暖地仕様(541~5412)と北海道向けの寒冷地仕様(54501~)の2種類がある。
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宗谷本線 キハ54形
2017年2月15日 釧路駅 こぱふぅ
運転台を車体の前後に設ける両運転台式で、車体はステンレス製である。
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宗谷本線 キハ54形
2017年2月16日 釧路駅 こぱふぅ
コスト削減にためにバス用の部品を使ったり、廃車した車両からの部品を流用したりしている。
車体は20m級と大型で、勾配にも対応するために2エンジン搭載と馬力が高い。
北海道向けの車両の中には急行使用として転換クロスシートを装備した車両も存在している。

写真の快速しれとこは。網走駅から釧路駅を3時間10分で結ぶ快速列車で、1日1往復運転している。
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ルパン三世ラッピングトレイン

キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイ
2017年2月18日 網走駅 こぱふぅ
JR花咲線の沿線にあたる浜中町出身のモンキー・パンチさんの代表作であるルパン三世のラッピングトレインが、2012年(平成24年)4月1日から運行されている。ルパン三世のマークがヘッドマークとして掲げられている。
キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイの大きな写真大きな写真
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キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイ
2017年2月18日 網走駅 こぱふぅ
愛用のワルサーP38を構えるルパン三世――決まっている。
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キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイ
2017年2月18日 網走駅 こぱふぅ
“とっつぁん”こと銭形警部――構えるのはコルトM1911A1ガバメント。雪にけぶる感じが渋い。
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キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイ
2017年2月18日 北浜駅 こぱふぅ
お馴染みのルパン・ファミリー――キャラクターは、1977年(昭和52年)から1980年にかけて放映された「新ルパン」のものだ。
キハ54形 ルパン三世ラッピングトレイの大きな写真大きな写真
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新ルパンのキャラクター・デザインを担当したのは、長崎県出身のアニメーター、北原健雄 (きたはら たけお) さん。2013年(平成25年)に他界されたが、ルパンを国民的キャラクターに仕立て上げた特徴的なカラーリングは、北海道の大雪原でも際立つ。

宗谷本線

宗谷本線 キハ54形
2013年8月16日 稚内駅 こぱふぅ
宗谷本線は、旭川駅と稚内駅の259kmを結ぶ。51駅ある。
1898年(明治31年)8月、北海道官設鉄道天塩線として開業したのが始まりで、全線開通は1922年(大正11年)である。
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キハ54 関連
(この項おわり)
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