若桜鉄道「さくら4号」は鬼が氷ノ山でスキーを楽しんでいる

若桜鉄道が発足した時に新造された車両
若桜鉄道「さくら4号」 WT3000形
2012年12月14日 鳥取駅 写真:こぱふぅ
若桜鉄道は、因美線の郡家駅 (こおげえき) を起点に若桜駅までの19.2キロを走る単線非電化の第三セクターの鉄道会社だ。

WT3000形は、若桜鉄道が発足した時に新造された車両で、登場時はWT2500形を名乗っていた。車体は18mの鋼製車体で、車内はクロスシートである。
若桜鉄道「さくら4号」 WT3000形の大きな写真大きな写真
(1920×1746 ピクセル, 1155 Kbyte)
2001年(平成13年)より更新工事を受け、WT3000形に形式変更した。

写真の WT3004 号は「さくら4号」と名付けられており、若桜町の名物「鯉料理」と旧跡鬼ヶ城の名前にちなんだマスコットキャラクターの鬼が氷ノ山でスキーを楽しんでいる様子をイメージしたペイント車両となっている。

若桜鉄道の歴史は古く、1922年(大正11年)に郡家から若桜を経て兵庫県の八鹿に至る鉄道計画に遡る。1930年(昭和5年)には、郡家~若桜間が開通した。
戦前戦後は国鉄若桜線として運行されてきたが、国鉄分割民営化でJR西日本に移管。そして1987年(昭和62年)8月6日、JR若桜線の廃止とともに、鳥取県が出資する第三セクター若桜鉄道として再出発した。
若桜鉄道 関連

参考サイト

(この項おわり)
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