発言者
| 稲葉清右衛門 (いなば・せいえもん) | ![]() |
|
| ファナック創業者、名誉会長 | ||
| 1988年 |
場面
山梨県忍野村のファナック研究所に「技術には歴史がある しかし技術者には過去はない ただ創造あるのみ」と彫ったプレートがある。創業者である稲葉清右衛門名誉会長が残した言葉である。
言葉の解釈は個々の技術者に委ねられていて、現在の稲葉善治社長も「名誉会長から直接説明を受けたことはない」という。
コメント
「失敗学会」会長・畑村洋太郎が「責任追及と原因究明は別のものだ」と語っているが、これと同じような言葉だと感じた。
もちろん事故や失敗が起きたら、反省し、二度と同じ過ちを踏まないための記録は残す必要がある。しかし、技術者は常に新しいものを創造しなければならない。その過程で失敗が起きるのは当然のことで、それを怖がっていたのでは前に進めない。
そういう想いを込めた言葉ではないだろうか、と、私は勝手に解釈している。
(この項おわり)
| 2007年03月01日更新 | ||
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