当たって砕けて、また復活してはい上がる

杉谷拳士

発言者

  杉谷拳士 (すぎや・けんし) 杉谷拳士
  帝京高校野球部1年・ショート
   
  2006年8月18日

場面

2006年(平成18年)夏の高校野球、準々決勝の智弁和歌山戦を終わった後のインタビューに答えて。杉谷選手は唯一の1年生レギュラーとして適時打を放ち、9回表に4点差をひっくり返し逆転したものの、結局、12対13で帝京が敗れてしまった。

コメント

3日前の福岡工大城東戦でイレギュラーバウンドした打球が右ほおを直撃し、ほお骨を骨折、全治3週間の診断を受けたものの、準々決勝に出場した。試合後のインタビューでは、「日本一になれなかったから、父には怒られると思う」と語っている。

杉谷選手の父・満さんは、元日本フェザー級王者で、世界1位にもランクされたことがあるという。拳士という名前は、父親が名付けたものだろう。
それにしても、大した根性である。
(この項おわり)
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