西暦1070年 - 王安石の改革

富国強兵策による財政再建
王安石
1070年、王安石 (おうあんせき) が主席宰相となる。
周辺民族との講和条件として絹や銀を贈ったり、官僚の人件費を賄うために、宋の財政は疲弊していた。そこで、王安石は、富国強兵策によって財政再建を図ろうと新法を発布した。
王安石ひきいる新法党と司馬光 (しばこう) ひきいる旧法党が熾烈な政争を繰りひろげた。

1085年、王安石を重用した第6代皇帝・神宗 (しんそう) が没し、翌年これを追うように王安石が死去すると、新法に反対する既得権益勢力が盛り返し、宋の内政は混乱する。
宋朝を二分した論争は、双方のリーダーが没した後もつづき、宋朝滅亡の原因のひとつとなる。

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