西暦1534年 - 首長法

イギリス、絶対王政の確立へ
ヘンリ8世
百年戦争(1339年~1453年)によりプランタジネット朝の力は衰え、それに続くバラ戦争(1455年~85年)でヨーク家(白バラ)とランカスター家(赤バラ)に分かれて権力抗争を行った貴族たちも疲弊しきっていた。結局、騒乱を仲裁したテューダー家からヘンリ7世が即位した。ヘンリ7世は星室庁裁判所を設置して、政敵を弾圧した。これにより大貴族の権力は衰え、中央集権化が進んでいった。

1534年、テューダー朝のイングランド王、ヘンリ8世首長法を定め、イギリス国教会を創設した。これはローマ・カトリック教会から離脱を意味し、イギリス絶対王政への布石となった。
1559年、エリザベス1世は首長法と統一法を復活させ、イギリス国教会が確立する。

この時代の世界

1425 1475 1525 1575 1625 1534 首長法 1491 1547 ヘンリー8世 1533 1603 エリザベス1世 1532 マキャベリ『君主論』出版 1469 1527 マキャベリ 1519 1559 アンリ2世 1543 『ファブリカ』出版 1527 ローマ略奪 1468 1549 パウルス3世 1519 1522 マゼランの世界周航 1543 『天球の回転について』出版 1473 1543 コペルニクス 1517 95ヶ条の論題 1483 1546 マルティン・ルター 1475 1564 ミケランジェロ 1534 イエズス会の成立 1491 1556 イグナチオ・デ・ロヨラ 1529 サラサゴ条約 1500 1558 カール5世 1499 1565 ピウス4世 1503 1566 ノストラダムス 1514 1564 アンドレアス・ヴェサリウス 1545 1563 トリエント公会議 1475 1541 ピサロ 1485 1547 コルテス 1493 1541 パラケルスス 1494 1547 フランソワ1世 1524 農民戦争 1502 1557 ジョアン3世 1529 ウィーン包囲 1502 1585 グレゴリウス13世 1526 ムガル帝国の建国 1483 1530 バーブル 1517 マムルーク朝の滅亡 1487 1524 イスマーイール1世 1520 1566 スレイマン1世の治政 1494 1566 スレイマン1世 1513 ピリ・レイスの地図 1465 1554 ピリ・レイス 1543 鉄砲伝来 1549 ザビエル来日 1506 1552 フランシスコ・ザビエル 1519 1560 今川義元 1511 1550 足利義晴 1507 1551 斎藤道三 1494 1574 武田信虎 1497 1571 毛利元就 1523 1563 毛利隆元 1515 1571 北条氏康 1496 1557 後奈良天皇 1526 石見銀山の開発はじまる 1500 1559 王直 1533 インカ帝国が滅びる 1475 1541 ピサロ 1521 アステカ帝国が滅びる 1485 1547 コルテス Tooltip
(この項おわり)
header