西暦1657年 - 明暦の大火

江戸時代最大の火災
江戸城天守台跡
明暦3年(1657年)1月18日、当時の江戸の大半を焼失する「明暦の大火 (めいれきのたいか) 」が起きる。振袖火事とも呼ばれる。

本郷本妙寺から出火して、翌日にかけて江戸城本丸を含む府内のほぼ6割を焼失し、江戸城天守閣も焼け落ちるという、江戸時代最大の火災であった。死者数は3万人から10万人に及ぶといわれている。
火災としては、東京大空襲、関東大震災などの戦禍・震災を除けば、日本史上最大のものである。
江戸城天守閣は、これ以降再建されなかった。(写真は現在に残る江戸城天守閣の石垣)
明暦の大火を契機に江戸の都市改造が行われ、市街地が拡大した。また、防災への取り組みも行われた。吉祥寺や下連雀など、郊外への移住も進んだ。
しかし、その後も江戸はしばしば大火に見舞われる。

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参考サイト

(この項おわり)
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