西暦1774年 - 「解体新書」出版

西欧の医学書を初めて翻訳

非難なし (1774) 解体新書

解体新書
若狭 (わかさ) (現在の福井県)で医者を開業していた杉田玄白 (すぎたげんぱく) は、蘭学を学び、ドイツの医学書をオランダ語に翻訳した「ターヘル・アナトミア」を入手する。
実際に罪人の腑分け (ふわけ) (解剖)を見学した杉田玄白や前野良沢 (まえのりょうたく) らは、ターヘル・アナトミアの正確さに感動し、これを翻訳しようとする。しかし、オランダ語の辞書もなかった時代、翻訳は難航した。

3年後の1774年(安永3年)、ついに翻訳が完了し、「解体新書」として出版する。

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(この項おわり)
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