西暦1877年 - 露土戦争

ロシア南下政策の変更
シプカ峠の戦い
クリミア戦争の敗戦で南下政策を中断していたロシアは、バルカン半島の紛争終結とスラブ民族独立を唱え、1877年4月、オスマン帝国に宣戦布告した。
シプカ峠を確保し、オスマンのプレヴェン要塞を陥落させたロシア軍は、イスタンブルに迫った。

こうして1878年3月、戦争はロシアの勝利で終わり、サン・ステファノ条約が結ばれた。 この条約により、セルビア、モンテネグロ、ルーマニアの各公国はオスマン帝国から独立し、ロシアの影響下にある大ブルガリア公国が成立する。
しかし、西欧列強はロシアの南下を懸念する。そこで、1878年6月、ドイツのビスマルクがベルリン会議を主催し、サン・ステファノ条約を修正し、バルカン半島の新独立国の領域が決定された。
ロシアは南下政策の変更を余儀なくされ、この後、東アジアへの進出に注力するようになる。

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(この項おわり)
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