西暦1903年 - 人類初の動力飛行に成功

ライト兄弟の奮闘
1903年12月17日、ノースカロライナ州キティホークのキルデビルヒルズ砂丘における初飛行。
米西戦争で航空機の必要性を感じていた軍と、自身が事務局長を務めていたスミソニアン協会の後ろ盾を受け、1903 年 10 月、サミュエル・ラングレーが 52馬力のエンジンを搭載したエアロドローム号を開発して飛行実験を行った。
しかし、実験は失敗に終わる。
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1903 年 12 月、米ノースカロライナ州のキティホークにあるキルデビルヒルズにて、12馬力のエンジンを搭載した「ライトフライヤー号」が世界初の有人動力飛行に成功した。
自転車店を経営することで開発資金を蓄えてきた兄ウィルバー・ライトと弟オービル・ライトが、地道な基礎研究を行った末に開発した飛行機である。
しかし、最初の実験の目撃者はわずか 5 人で、ライト兄弟が秘密主義を貫いたこともあだになり、科学的にあり得ないことなどとされ、社会の反応は冷たいものであった。
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1908 年 7 月には、グレン・カーチスが開発した飛行機「ジューン・バグ」が公開実験に成功した。人々は飛行機が空を飛ぶことを認めるようになった。
その後、ライト兄弟とカーチスは飛行機をめぐる特許闘争に明け暮れるが、アメリカ人はカーチスが最初に飛行機で空を飛んだ人物だと考えていた。
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兄ウィルバーは死去したが、1940 年代になりようやく、スミソニアン協会は兄弟の業績を認めた。
弟オービルが亡くなって間もなく、1948 年にイギリスに保管されていたライトフライヤー号がアメリカに返還され、スミソニアン博物館に展示されることになった。
YEAR
1820
1845
1870
1895
1920
1945
1970
 
1903
 
 
1867
ウィルバー・ライト
1912
 
1871
オービル・ライト
1948
 
1834
ラングレー
1906
 
1878
カーチス
1930
 
1898
1968
 
1909
 
 
1856
ピアリー
1920
 
1911
 
 
1872
アムンゼン
1928
 
1912
 
タイタニック号が沈没
ロシア革命
1905
 
1919
 
1879
スターリン
1953
 
1911
 
 
1900
 
 
1906
 

キルデビルヒルズ付近の地図

参考書籍

誰が本当の発明者か

誰が本当の発明者か


(志村幸雄/講談社/2006 年 8 月)
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発明の歴史は「人と金と裁判の歴史」だ。
  • エジソンは白熱電球の 25番目の発明者!?
  • ワットは単なる改良家!?
  • アークライトは発明の盗人!?
  • 2 時間差でベルに敗れた男とは!?
  • 高峰譲吉はなぜ「発明者」になれなかったか!?
(この項おわり)
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