西暦2001年 - 9.11全米同時多発テロ

冷戦後にはじまった対テロ戦争
9.11全米同時多発テロ
2001年(平成13年)9月11日、米国内でハイジャックされた旅客機が、貿易センタービル、国防総省などに激突し、3千人の死者を出した。ブッシュ大統領は米国を狙った同時多発テロ事件と断定し、イスラム過激派組織アルカイダオサマ・ビン・ラディンらを指名手配した。
2001年(平成13年)9月11日、アメリカ合衆国内でハイジャックされた4機の旅客機のうち2機がニューヨークの貿易センタービルに、1機がワシントンの国防総省に激突した。残りの1機は、ホワイトハウスから240kmの距離にあるペンシルベニア州シャンクスヴィルに墜落した。
この事故で、世界貿易センターの2棟のビルが崩壊し2,749人が死亡。国防総省でも189人が死亡した。
米国政府・ブッシュ大統領は、これはアメリカの政治・経済の中枢を狙った「同時多発テロ」であり、イスラーム原理主義者オサマ・ビン・ラディンが率いるアルカイダによる犯行であると発表した。

米国は、アフガニスタンのタリバンがビン・ラディンをかくまっているとして、2001年(平成13年)10月、アフガニスタンに大規模軍事攻撃を開始する。しかし、タリバンの掃討には至らなかった。
その後、アルカイダと結び大量破壊兵器を隠しているとして、イラクのサダム・フセイン政権を糾弾。2003年(平成15年)3月にイラク戦争を開始する。12月、フセインは捕らわれ、2006年(平成18年)12月に処刑された。

その後ビン・ラディンは逃亡を続け、2011年(平成23年)、パキスタン山岳地帯で米軍のピンポイント攻撃を受け死亡されたと報じられた。

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参考書籍

表紙 9/11委員会レポート ダイジェスト
著者 アメリカ合衆国同時多発テロに関する独立調/松本利秋
出版社 WAVE出版
サイズ 単行本
発売日 2008年05月
価格 1,944円(税込)
rakuten
ISBN 9784872903263
ビンラディンの攻撃対象国になっているニッポン、アメリカのもたつきから一体何が見えるのか?完璧かと思われた世界最強軍隊の本土有事への対応体制が穴だらけ。日本は世界のテロ組織との闘いに対処できるのか。
 
表紙 9.11オフィシャル・レポート
著者 シド・ジェイコブソン/アーニー・コロン
出版社 イースト・プレス
サイズ 単行本
発売日 2007年09月
価格 1,944円(税込)
rakuten
ISBN 9784872578096
9.11テロは、なぜ阻止できなかったのか?事件後に設立された「独立調査委員会」が、これまで隠蔽されていた“病めるアメリカ”の実態を浮き彫りにした。危機管理の不徹底、FBIとCIAの連携の悪さなどを指摘した500ページに渡る『最終報告書』を、オールカラーコミック化。
 
(この項おわり)
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