「ズバリ要約」を使って長文資料を要約

2006年4月 購入
ズバリ要約
ズバリ要約は、ソースネクストの「ズバリ」シリーズの1本。どんな長文でも要約してくれるという、時間に追われるビジネスマンにとっては頼もしいソフトだ。

このソフトを使って他人がつくった長文資料を要約して提出すれば、上司の覚えがめでたくなることであろう。自腹で1,980円出しても、すぐに元は取り返せる。しかもダウンロードするだけで入手できる。たいへんコストパフォーマンスの高いソフトである。
要約文字数は自由に指定できる。
Athilon XP 1800を使った計測では、5,000字で約3秒、1万字で約5秒、2万字で約26秒だという。
動作OSは Windows XP/2000。128MB以上のメモリ、Internet Explorer6.0以上、インストール容量は約25MBとなっている。

使い方は簡単。起動すると、要約文をコピー&ペーストで入力するか、テキストファイルで投入するための画面がでてくる。ここで[要約]ボタンを押すだけで自動的に要約してくれる。
デフォルトでは、元文章の半分程度の長さに要約してくれる。もっと短くしたければ、要約画面のスライダーを動かして、自在に加減できる。

技術系の文章では、元文章の半分程度の長さに要約する程度なら、要約されているということも気づかないくらいの出来栄え。新聞記事や一般的な技術文章であれば、さらに200文字程度まで要約することができるだろう。
ここまで要約してくれると、かなり読みやすくなる。

ただし、英単語を単語と認識してくれないらしく、重要な英単語が要約文から落ちてしまうことがあった。単語を辞書登録できる機能がほしいところだ。

私自身は新聞や雑誌やネットの記事をPDF文書の形でスクラップしているので、これらのPDF文書からテキスト(紙媒体をスキャナで取り込んだものについてはOCR処理して透明テキストの形で埋め込んである)だけ抽出して本製品に流し込み、結果としてでてくる要約文を元のPDFファイルに「概要」として埋め込むような機能があると便利だと思う。バッチ処理でできそうな気もするが。
今後の展開に期待したい。
もともと1000文字近くある本文章を200文字に要約させると、下記のようになった。

ズバリ要約は、ソースネクストの「ズバリ」シリーズの1本。
ここで[要約]ボタンを押すだけで自動的に要約してくれる。
文章では、元文章の半分程度の長さに要約する程度なら、要約されているということも気づかないくらいの出来栄え。
技術文章であれば、さらに 200 文字程度まで要約することができるだろう。
英単語を単語と認識してくれないらしく、重要な英単語が要約文から落ちてしまうことがあった。


文節がややちぐはぐな箇所があるが、それにしても、自分が書いた文章がいかに冗長なのか思い知らされる(苦笑)。

ダウンロード

(この項おわり)
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