キーボード「TK-FBP017EBK」をAndroidで使う

2011年8月 購入
Bluetoothキーボード「TK-FBP017EBK」
Androidタブレット「SMT-i9100」で日本語入力するときのキーボードとして、「TK-FBP017EBK」(エレコム製)を購入した。

最初に断っておくと、この製品はiPhone/iPadなどiOSデバイス向けのBluetoothキーボードで、Androidで使うには1つだけ無理がある。それはDeleteキーが使えないことだ。
iOS用なのでBSキーも付いていない。CTRLキーとのコンビネーションも用意されていない。したがって、文字修正がしたかったら、画面のソフトウェアキーボードに触れなくてはならない。
また、HID(Human Interface Device)プロファイルのみの対応なので、古いAndroidでSPP(Serial Port Profile)しか使いない場合はキー入力そのものができない(SMT-i9100はHIDに対応している)。
これらを承知していれば、入力はしやすいし、持ち運びも楽なキーボードである。
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Bluetoothキーボード「TK-FBP017EBK」
大きな特徴は、本体を2つ折りにできること。
折りたたんだときには幅146.2mm×奥行99.3mm×高さ21.9mmと、タブレットより小さくなる。
駆動は単4形アルカリ乾電池が2本で、バッテリー込みの重量は約200g。
Bluetoothキーボード「TK-FBP017EBK」
開いた状態でメカニカルロックをかけると、膝の上に置いても平面状態を保つことができる。キーピッチは18mm、キーストロークは2.3mmと、モバイルPC並の値を確保している。

キーボードをペアリングしたら、電源ON状態で一定時間入力がなくなると、自動的に省電力モードに入る。シフトキーなどを数回叩いてやると、すぐに接続状態に戻る。電池は約3ヶ月持つという。
キーボード本体にスタンドが内蔵されているが、これはスマートフォンを立てるのが精一杯。タブレットでは重すぎて倒れてしまう。
一番上の写真でスタンドにしているのは、タブレットPC用コンパクトスタンド「BSIPD11ST」である。

スエード調の専用ケースが付属するが、別途ポーチを購入したので使っていない。
(この項おわり)
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