Windows 7 ProfessionalをMacにインストール

2013年7月 購入
Windows7 Professional 64bit DSP版
MacBook Pro, iMac にインストールするために、Windows 7 Professional 64bitを購入した。機能的にパッケージ版と同じで、より安く購入できるDSP版を選んだ。パッケージ版だと3万円以上、DSP版だと1万円~1万5千円程度で購入できる。
エディションが6種類あることと、32ビット版と64ビット版があることに注意が必要だ。
Windows7 Professional 64bit DSP版の大きな写真大きな写真
(1024×1024ピクセル, 790 Kbyte)
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気をつけなければならないのは、OEM版など、1万円以下で売られているものだ。
これらはDELLなどのPCに付属していたインストールDVDであることがほとんどで、それを別のPCにインストールすることはライセンス違反だし、そもそもインストールができない。
Windows7 Professional 64bit DSP版付属のメモリ
DSP版なので、パーツとして中古メモリ(SODIMM DDR PC2700 512MB)が付いてきた。

Macへのインストールについては、「BootcampによるWindows7のインストール」を参照。
Windows7 Professional 64bit DSP版
Windows 7が発売されたのは2009年(平成21年)10月22日。Windows 8.1が発売された時点で、なぜWindows 7なのか――。

Windowsの歴史を見ていると、ひとつおきに“外れ”のOSがリリースされているように感じる。
Windows 98は成功したが、次のWindows Meは外れ。Windows 2000は成功したが、次のWindows XPは外れ。ただ、XPは長命であり、SP2以降でブレイクした。次のWindows Vistaは外れで、その次のWindows 7はブレイク。この順序で行くと、Windows 8は外れになる。
いずれにしても、MacBook ProもiMacもタッチパネルではないので、Windows 8/8.1のUIが活用できるわけではない。
Windows 7のメインストリーム・サポートは2015年(平成27年)1月13日に終了した。延長サポート切れは2020年(平成32年)1月14日と、まだ余裕はあるが、2015年(平成27年)7月現在、Windows 10の発売を前に、DSP版は品薄となっている。

エディション

Windows 7には6種類のエディションがあり購入に迷う。ここで整理しておこう。
エディション 機能概要 販売形態
Starter ネットブック向け 市販されていない(OEM専用)。
Home Basic 新興国向け 日本国内販売はない。
Home Premium 一般ユーザー向け DSP版あり
Professional Home Premiumの機能に加え、下記の機能を含む。
  1. ドメイン参加
  2. Windows XPモード
  3. ネットワークバックアップ
  4. リモートデスクトップ(サーバー側)
DSP版あり
Enterprise 企業向け。機能はUltimateと同等。 企業向け販売のみ。
Ultimate Professionalの機能に加え、下記の機能を含む。
  1. ドメイン参加
  2. Windows XPモード
  3. BitLockerドライブ暗号化
  4. 多言語対応
DSP版あり
ドメインを組んでいなかったり、Windows XPモードが不要であれば、Home Premiumを選択すればいいだろう。パッケージ版では、Home PremiumはProfessionalより1万円ほど安価だ。
だが、DSP版ではHome PremiumとProfessionalの価格差はほとんどないので、今回はProfessionalを購入した。

参考サイト

(この項おわり)
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