ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」は人差し指で転がす

2017年2月 購入
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
二十何年かぶりにトラックボールを買ってしまった。ケンジントンの、ごついトラックボールにしようと考えたが、Bluetoothマウス「M-XG2BB」に手が馴染んでいることもあり、同じくらいの大きさのエレコム製「M-DT1DRBK を購入した。2.4GHzワイヤレス対応で、右利き用。
特にデバイスドライバを導入しなくても、Windows 10 ではマウスデバイスとして認識された。
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ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
手を乗せたところ。
サイズは(幅)94.7×(奥行き)124.4×(高さ)47.9mmと、いままで使っていたマウス M-XG2BB:blue] より一回り大きく、手が乗せやすい。

トラックボールは人差し指で操作する。
左クリックを親指で押す形になるので、最初は少し戸惑ったが、30分ほどで慣れた。デフォルトで右クリックに設定されているスイッチは、トラックボールの右側にあり、薬指でクリックする形になる。
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
ボタンやホイールは左側に集中しており、親指で操作する。

ホイールの全部にあるスライドスイッチにより、センサー解像度と750/1500カウント2段階に切り換えられる。
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
右側はシンプルで、スイッチがひとつだけ――デフォルトでは右クリックに割り当てられている。

このような形状をしているため、右利き専用となっている。
エレコムマウスアシスタント
750カウントでもマウスカーソルの移動が速いと感じた。そこで、エレコムマウスアシスタントをダウンロードし、マウスポインタの速度を遅くした。
ついでに、よく使う WZ EDITOR や、画面スナップショットを8つあるボタンに割り当てた。

いままでマウスの機能キーは使わない主義だったのだが、当たり前のことだが、トラックボールは位置が固定されているので、機能キーの位置も変わらない。キーボードのような感覚で機能キーを使えるのである。ホイールは親指で操作するのだが、慣れてみるとこれも便利である。
さらに、これも当たり前のことだが、トラックボールの読み取りに机の素材が影響しない。どこで操作しようが、同じようにマウスカーソルが動くのは気分がいいものだ。
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
底面は、マウスと違って滑り止めのラバーが張ってある。

電源スイッチは、OFF、ローエナジーモード(L)、ハイスピードモード(H)の3段階になっている。ハイスピードモードはトラックボールの追従性が良くなるとされているが、普通に使う分にはさほど違いは感じられない。
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
電源スイッチの後方には電池ボックスがあり、単三乾電池1本を入れる。
その下には、ワイヤレスレシーバを格納する窪みが用意されている。
ワイヤレストラックボール「M-DT1DRBK」
内部にはゲーミンググレードの光学式センサーを搭載しており、ボール支持部分に2.5 ミリ径の人口ルビーを採用し操作感を向上させているのも特徴だ。また、裏面からボールを外してメンテナンスできるようになっている。

主要スペック

項目 仕様 コメント
対応OS Windows Vista / 7 / 8.1 / 10
Macintosh OS X 10.10
 
ワイヤレス 2.4GHz, GFSK方式  
分解能 750/1500カウント(切替可能)  
読み取り方式 光学センサー マウスと違って机の素材は影響しない。
ボタン数 8個(ホイールボタンを含む) マウスと違って機能キーが使いやすい。
連続動作時間 ローエナジーモード 約125時間
ハイスピードモード 約76時間
 
連続待機時間 ローエナジーモード 約694日
ハイスピードモード 約694日
マウスの電源をONにしたままPCをスリープさせると、マウスの電源もOFFになる。クリックボタンを押すだけで電源ONになる。
電源 単3形アルカリ乾電池、単3形マンガン乾電池、単3形ニッケル水素電池のいずれか1本 愛用の eneloop を利用。
外形寸法 幅94.7×奥行124.4×高さ47.9mm 手を乗せやすい。
質量 約112グラム(電池を含まず)  

参考サイト

(この項おわり)
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