XBA-C10 は中高音域の解像感が高い

2017年6月 購入
インナーイヤフォン XBA-C10
ソニー製のインナーイヤフォン(カナル型ヘッドフォン)「XBA-C10」を購入した。
バランスド・アーマチュア・ドライバユニットを搭載したヘッドフォンを初めて使うことになる。
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インナーイヤフォン XBA-C10
3 年前に購入して通勤・出張で使っていた MDR-XB90EX の左ユニットが聞こえなくなってしまったために買い換えた。見た目、ケーブルの断線はないようだが、よく持ちこたえた方である。

MDR-XB90EX との大きさ比較。
独自開発のバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットにより、たいへんコンパクトにできている。重さは半分以下である。
バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットとは
バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットとは、永久磁石に取り付けたボイスコイルに電流を流して鉄片(アーマチュア)を振動させ、その振動をドライバロッドを通じて振動板に伝えるという仕組みだ。
バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットと - XBA-C10
ダイナミック型は、スピーカーの仕組みをそのまま小さくしているが、バランスド・アーマチュア型は、このように複雑な構造をとっているため、製造コストが増えるが、小型化し、消費電力を抑えることが可能だ。また感度も高い。
インナーイヤフォン XBA-C10
バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットは、再生周波数帯域が狭く、低音域が苦手という制約があり、複数のドライバユニットを搭載することが多い。

XBA-C10 は、フルレンジのバランスド・アーマチュア・ドライバーユニット(左図の赤い部品)が 1 基のみとなっており、MDR-XB90EX に比べると低音域は貧弱だ。だが、中高音域の解像感は高く、ボーカルや弦楽器曲は聴きやすい。
インナーイヤフォン XBA-C10
本体が小型化したことで、耳に、すっぽりとはめ込むことができるようになった。また、ダイナミック型に比べて外気を取り入れる穴が小さくて済む。
これらにより、意外なほど遮音性が高まった。音漏れも少ない。電車の中で音楽を聴くのに助かる。
インナーイヤフォン XBA-C10
プレーヤーを胸ポケットに入れている都合で、ケーブルは短い方がいいのだが、現在のソニー製品は 120cm で統一されている。コードを巻き取るアジャスターを付けて短くするしかない。
また、ケーブルが細いことも心配だ。断線のリスクは高まるだろう。消耗品として諦めるしかないか。

主要スペック

項目 仕様 コメント
ドライバーユニット バランスド・アーマチュア(フルレンジ) 中高音域の解像感が高い
再生周波数帯域 5Hz~25kHz 低音は苦手
インピーダンス 24Ω
感度 106dB/mW
接続コード長 1.2メートル 胸ポケットに入れると邪魔
質量 約4グラム(ケーブルを除く) とても軽い
付属品 アジャスター
コード・クリップ
イヤーピース(7種類)

消耗品

過去に購入したインナーイヤフォン

参考サイト

(この項おわり)
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