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SNSの信憑性と個人情報漏洩リスク

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SNS による風説の流布

SNS の影響度が大きくなるにつれ、SNS 上での「風説の流布」が可能になってきています。
2006年8月14日にmixiがマザーズに上場しましたが、10月初旬に入り、株価が急落しています。 この原因は、mixiで個人情報が漏れ、2ちゃんねるで“祭り”になっているためのようです。
しかし、いままで述べてきたとおり、ネット上でこれらの当事者が“本人”であるかどうかは確認することは不可能であり、 この事件の真相を追求をすることは難しい状況です。

SNS のユーザー数が大きくなってきたので、 いままで週刊誌やテレビで行っていた「風説の流布」が可能になってきていることだけは 事実です。

個人情報漏洩の危険性

もう1つ怖いのが、情報漏洩の危険性です。

SNS にログインするためには個人認証が必要だし、通信経路は暗号化されています。 SNS 自身から情報が漏れるという可能性が低いといえます。一方で、自分のPCに情報をダウンロードしているユーザーが少なくありません。 ダウンロードしたデータが、ファイル交換ソフトなどを介して、ネット上に流出する危険性は高いといえます。
たとえば Winny ネット上に流出した個人情報は、 2ちゃんねるの“祭り”のネタにされ、永久に消すことができなくなってしまいます。

また、なりすましによる愉快犯なら許せる範囲ですが、 有名芸能人になりすまして子どものプロフィールを盗もうとする輩が出てきたら、 これは立派な犯罪です。

公開する情報は最小限に

冒頭の報告書では、 「ユーザーは SNS で個人情報を公開することには危険が伴うということに対する認識が必要だ」とコメントしています。
SNS に個人情報を書きこむことはリスクを伴います。 リスクを取らなければ利益(情報)を取れないということは真実ですが、 不要なリスクまで取ることはありません。 不要なリスクを取らないためには、公開する個人情報は必要最小限にとどめるべきです。 とくに、子どもには、このことを十分理解させる必要があります。

mixiと婦女暴行未遂事件

2006年後半に入り、mixi のコミュでは「セフレ募集のメールが来た」「『いきなりリア友OKな女子』なんてページもある」といった苦情が増えており、出会い系サイトとしての利用が増えているようです。
そんな中、2007年3月1日、mixi で知り合った女子大学生を自宅マンションに連れ込み、暴行しようとした男子大学生が逮捕されるという事件が発生しました。
神奈川県警によると、この男子大学生は被害者の女子大生とmixi で知り合い、メールを交換するうちに意気投合。2007年1月7日に食事に行くことになりました。そして同日午後7時30分頃、被害者を自宅マンションに連れ込み、暴行しようとしたものです。暴行は未遂に終わりましたが、被害者は男子大学生を告訴し、神奈川県警が逮捕に及んだものです。
神奈川県警は、「サイトを通じて知り合い、犯罪に巻き込まれるケースが多い。仮想世界を現実と思い信用してしまうわけだが、相手の顔もわからないのに会ってしまう危険性に、利用者はもっと注意を払うべきだ」とコメントしています。

また、大阪市では、mixiの掲示板で「高給アルバイト」と称して女性を募集、応募してきた女子高生を含む女性たちに売春を斡旋していた男が逮捕されました。
京都では、mixiで知り合った女性を呼び出し、山中で暴行した男が逮捕されています。

2007年に入り、Twitterに代表されるミニブログがブレイクしたのは、巨大になりすぎてしまったSNSに対するネット住人の自然な反応なのかもしれません。

参考サイト

(この項おわり)