個人情報漏洩と損害賠償

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機微情報度

まず、精神的苦痛と経済的損失を SimpleER 図 というマトリックスで表します。
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SimpleER 図
  精神的苦痛レベル1 レベル2 レベル3
経済的損失
レベル3
口座番号&暗証番号,クレジットカード番号&カード有効期限,銀行のアカウント&パスワード 遺言書 前科前歴,犯罪歴,与信ブラックリスト
レベル2 パスポート情報,購入記録,ISP のアカウント&パスワード,口座番号のみ,クレジットカード番号のみ,銀行のアカウントのみ 年収・年収区分,資産,建物,土地,残高,借金,所得,借り入れ記録  
レベル1 氏名,住所,生年月日,性別,金融機関名,住民票コード,メールアドレス,健康保険証番号,年金証書番号,免許証番号,社員番号,会員番号,電話番号,ハンドル名,健康保険証情報,年金証書情報,介護保険証情報,会社名,学校名,役職,職業,職種,身長,体重,血液型,身体特性,写真(肖像),音声,声紋,体力診断,ISP のアカウントのみ 健康診断,心理テスト,性格判断,妊娠経験,手術歴,看護記録,検査記録,身体障害者手帳,DNA,病歴,治療法,指紋,レセプト,スリーサイズ,人種,地方なまり,国籍,趣味,特技,嗜好,民族,日記,賞罰,職歴,学歴,成績,試験得点,メール内容,位置情報 加盟政党,政治的見解,加盟労働組合,信条,思想,宗教,信仰,本籍,病状,カルテ,認知症,身体障害,知的障害,精神的障害,保有感染症,性癖,性生活

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漏洩情報項目を、このマトリックス中にプロットします。複数の漏洩項目がある場合は、精神的苦痛レベル(x)の最大値と、経済的損失レベル(y)の最大値を、(10x-1+5y-1) に当てはめます。
たとえば、氏名、住所、スリーサイズ、クレジットカード番号とカード有効期限が漏れた場合は、精神的苦痛レベルの最大値は 2、経済的損失レベルの最大値は 3 です。したがって、機微情報度

(102-1 + 53-1) = 10 + 25 = 35 (ポイント)

ということになります。

本人特定容易度

本人特定容易度は、漏洩した個人情報からの本人特定のし易さを表すものです。下表の判定基準に基づき、1,3,6のいずれかのポイントとなります。
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本人特定容易度 判定基準
ポイント 判定基準 具体的内容
個人を簡単に特定可能 「氏名」「住所」が含まれること
コストをかければ個人が特定できる 「氏名」または「住所 + 電話番号」が含まれること
特定困難 上記以外
この項つづく
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