話が本筋からそれるが、9月27日の戸籍法施行規則改正に伴い、人名漢字に新たに488文字が追加される。
当初、
「怨」「糞」「癌」といった文字が追加案に含まれており、これらの文字は人名にふさわしくないという市民の反対で追加案を修正した経緯もあり、一部では結構話題になっている法案である。
「怨」「糞」「癌」を人名漢字に使う親はいるのだろうか‥‥。
追加文字の一覧は http://www.moj.go.jp/SHINGI/040908-6-1.pdf で見ることができる。
さて、この人名漢字であるが、JIS第一水準・第二水準から選定されているので、コンピュータで使う分には支障をきたさない。これは「戸籍法施行規則」によって定められている。今回は、この部分が改正される。
第六十条 戸籍法第五十条第二項 の常用平易な文字は、次に掲げるものとする。
一 常用漢字表(昭和五十六年内閣告示第一号)に掲げる漢字(括弧書きが添えられているものについては、括弧の外のものに限る。)
二 別表第二に掲げる漢字
三 片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)
しかしながら、苗字(姓)はこの範囲ではない。
たとえば、「渡辺」さんだが、JIS第一・第二水準では「渡辺」「渡邉」「渡邊」あたりまでは表記できるが、実際にはこれ以外に62種類の異体字があるそうである。中には、書き違いで発生してしまった異体字もあるとか。ちなみに、MacOS Xが標準で搭載する書体「ヒラギノ」はUNICODEが利用できるが、それでも24種類までしかサポートしていない。
| 2004年09月25日更新 | ||
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