PHP 7.1 で変わったこと

PHP 7.1は、2016年(平成28年)12月1日に正式版がリリースされた。いくつかの新しい機能が追加され、エラーや例外の取り扱いが変更になった。PHP 7.0 に比べ、パフォーマンスも若干向上している。
PHP 7.1のセキュリティサポート期限は2019年(令和元年)12月11日である。
 本ページは、すでにサポートを終了したソフトウェアに関して記載しています。ご利用にあたっては自己責任でお願いします。

nullable な型

パラメータや返り値の型宣言で nullable 指定ができるようになった。
型の前にクエスチョンマークをつけると、指定した型だけでなく NULL も渡せるようになる。

void 関数

返り値の型として void が導入された。void関数はNULLを返すわけではない。

複数の例外の catch

ひとつの catch ブロックで複数の例外を扱えるようになった。パイプ文字 (|) を使って指定する。

エラーや例外の取り扱いの変更

 set_exception_handler  が常に Exception オブジェクトを受け取るとは限らない仕様に変更になった。引数にException オブジェクトを指定しているプログラムでは変更が必要だ。

参考サイト

(この項おわり)
header