交通博物館の鉄道ジオラマは圧巻

2000年10月3日 撮影
0系新幹線 - 交通博物館
交通博物館(東京都千代田区神田須田町1-25 )は、こぱふぅのお気に入りのスポットの1つ。
入り口には、本物の0系新幹線D51機関車がある。
D51機関車 - 交通博物館
交通博物館2006年(平成18年)5月14日に閉館し、鉄道博物館として、さいたま市への移転が決まっている。移転後は、残念ながら鉄道のみの展示になるそうだ。
ジオラマ - 交通博物館
交通博物館の圧巻はこのジオラマ。毎日決まった時間にショーがあり、最新の電車も走る。
ジオラマ-交通博物館
リニアモーターカー - 交通博物館
リニアモーターカーの模型もある。
電車のドア - 交通博物館
電車のドアを開閉するシミュレータがある。もちろん装置類は実物大。
こぱふぅは車掌になった気分で、繰り返し開け閉めしていた。
運転シミュレータ - 交通博物館
これは運転シミュレータ。ゲーム「電車でGO!」みたいなものである。
これは余談だが、「カシオペア」のキーボード奏者向谷実さんは、音楽活動の傍ら、列車を模擬運転する家庭用ゲームソフトの制作会社「音楽館」を経営してきた。その技術の高さは鉄道会社も認めるほど。東京急行電鉄が教習所で運転士を養成する模擬運転ソフトの注文を受けて納品した。
向井さんは、中学時代からSLの「追っかけ」をしていた。プロのミュージシャンになり、シンセサイザーで様々な音色を作っているうちに、ふと運転台の風景が頭に浮かんだ。「模擬運転ソフトは、作曲の延長という感じだった」という。
企画やシナリオなど骨格部分を向谷さんが考え、自らが設立した会社「音楽館」のスタッフがプログラムなどを担当。「本物らしさ」にこだわり、実際に運行している列車にカメラを据え付けて撮影。車輪とレールの摩擦音や、速度で変化するモーター音も録音し、再現するほどのこだわりよう。
東急に納めた田園都市線(渋谷~中央林間)の模擬運転ソフトでは、ハイビジョンで撮影し、実写にCGも合成し、雨や霧など天候の変化も経験できるようにしたそうだ。
東京大学の廣瀬通孝教授(システム工学)らが、閉館した交通博物館を3Dで甦らせる試みを始めた。移転前の交通博物館の外観と館内をデジタルカメラで記録。館内では1~2メートルごとに360度の風景を撮影し、計43,185枚の画像を集めたという。
この画像を投影した大型スクリーンの前で前後左右に歩くと、あわせて画像も動く仕組みも開発している。公開が楽しみだ。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR秋葉原駅下車、徒歩で3分。
(この項おわり)
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