新幹線 200系は 0系に耐寒耐雪対策を加えた

1982年6月の東北・上越新幹線開業時にデビュー
東北・上越新幹線 200系
2005年12月15日 東京駅 写真:パパぱふぅ
新幹線200系電車は、1982年(昭和57年)6月の東北・上越新幹線の開業時にデビューした。東海道・山陽新幹線で走行していた0系をベースとしており、加えて様々な耐寒耐雪対策が備えられている。

この車両はリフレッシュしていない初期型なので、さすがに内装や窓ガラスの痛みは目立つが、東海道・山陽新幹線に比べると、はるかに乗り心地がよい。最高速度は240km/h。
東北・上越新幹線 200系の大きな写真大きな写真
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東北・上越新幹線200系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
当時最新型の制御装置搭載、スムーズな加減速を実現し、テーブルの上に立てたタバコが倒れないと言われるほどの乗り心地であった。
東北・上越新幹線200系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
200系は、東北・上越新幹線「やまびこ」「あさひ」「なすの」「たにがわ」として運行されている。
当初は最高速度210km/hで運行していたが、上野開業後は240km/hにスピードアップしている。
東北・上越新幹線200系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
2011年(平成23年)11月18日、東北新幹線の通常ダイヤから姿を消した。
2012年(平成24年)6月23日、東北新幹線30周年イベントの記念臨時列車「やまびこ235号」として、大宮~盛岡間で運行された。
東北・上越新幹線200系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
テールライトは、丸い目と長細い目の2種類がある。
東北・上越新幹線200系
2000年12月10日 東京駅 写真:パパぱふぅ
100系(1985年)より前に登場したにもかかわらず系列が大きいのは、当時、東北・上越新幹線系統の車両の百の位には偶数を、東海道・山陽新幹線系統の車両の百の位には奇数を付番する決まりだったため。
1992年(平成4年)、山形新幹線 400系が登場した後は、JR東日本の "E" ではじまる付番へ移行した。
一方の東海道・山陽新幹線は、100系300系500系700系と代を重ねた。
200系 関連
(この項おわり)
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