半蔵門線8000系は日本初のボルタレス台車

ワンハンドル式マスコン採用
半蔵門線 8000系
2007年3月8日 東急長津田駅 写真:パパぱふぅ
半蔵門線8000系は、1981年(昭和56年)4月にデビューした半蔵門線の通勤形電車である。

半蔵門線は1978年(昭和53年)8月に渋谷~青山一丁目が開業していたが、8000系が投入されるまでは東急電鉄の車両を借用していた。保守性の向上を図るため、営業車両として日本初のボルスタレス台車を開発・採用した。
半蔵門線 8000系の大きな写真大きな写真
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半蔵門線 8000系
2003年12月28日 青山一丁目駅 写真:パパぱふぅ
前面の形状は、6000系7000系のデザインをベースに、前面傾斜部をヘッドライトの下まで延ばし、大形の窓を採用することにより、運転士の前方視界を確保している。運転室は、東急電鉄との乗り入れを考え、ワンハンドル式マスコンを東京メトロで初めて採用した。
車体は、銀色無塗装のアルミニウム合金製車体にラインカラーの紫帯を巻いている。
室内は、白をベースに明るく落ち着いた雰囲気でまとめられている。当初から、天井中央にラインフローファンが取付けられていた。これは、冷房を搭載することを前提にした設計で、現在では全車両に冷房装置が搭載されている。
半蔵門線8000系 関連
(この項おわり)
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