目次
11mmダイナミックドライバー
大きさは、こんな感じ――今までメインで使っていた「WF-1000XM3」より小さく軽いが、ドライバユニットは11mmと、「Soundcore P40i」と同じ大きさ。
11mmというと、以前使っていた有線イヤフォン「MDR-EX510SL」よりは一回り小さいのだが、このくらいのサイズになると、シンプルに音の歪みが少ない。中途半端にデュアルドライバーの製品を選ぶよりいいかもしれない。
11mmというと、以前使っていた有線イヤフォン「MDR-EX510SL」よりは一回り小さいのだが、このくらいのサイズになると、シンプルに音の歪みが少ない。中途半端にデュアルドライバーの製品を選ぶよりいいかもしれない。
(左)Soundcore Liberty 4 NC, (中)Soundcore P40i, (右)WF-1000XM3」
カラーはホワイト、ブラック、ネイビー、ピンク、ライトブルーの5色。ブラックを購入した。
イヤーチップが耳の中に入るのと、スティックの部分が耳介に接触するので、カナル型イヤフォンが苦手な方には辛いかもしれない。
イヤーチップが耳の中に入るのと、スティックの部分が耳介に接触するので、カナル型イヤフォンが苦手な方には辛いかもしれない。
充電ケース
充電ケースも「Soundcore P40i」と同じ大きさ。
ボタンを押すと、蓋がポップアップするギミックになっている。イヤフォン本体を置くとマグネットで充電位置に滑り込み、便利である。
この充電ケースはワイヤレス充電(Qi充電)に対応している。Phone用に購入した Airecore 15W に上でに載せるだけで充電できるのは便利だ。充電中は白色LEDが明滅する。
イヤホン本体を充電ケースに格納し、ケースの蓋を開けるとBluetoothのペアリングができる。お手軽である。
ボタンを押すと、蓋がポップアップするギミックになっている。イヤフォン本体を置くとマグネットで充電位置に滑り込み、便利である。
この充電ケースはワイヤレス充電(Qi充電)に対応している。Phone用に購入した Airecore 15W に上でに載せるだけで充電できるのは便利だ。充電中は白色LEDが明滅する。
イヤホン本体を充電ケースに格納し、ケースの蓋を開けるとBluetoothのペアリングができる。お手軽である。
(左)Soundcore Liberty 4 NC, (中)Soundcore P40i, (右)WF-1000XM3」
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能(以下、NC機能と記す)は、Ankerの最新技術「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を搭載している。WF-1000XM3 よりは控えめだが、電車の走行音を消すまでには至らない。価格相応といったところだ。
ハンズフリー通話とマルチポイント機能
ハンズフリー通話に対応している。ノイズキャンセリング用の 6つのマイクを使って周囲のノイズを除去する AIノイズリダクション機能は、たしかによく効いている。
同時に2台までのデバイスに接続できるマルチポイント機能を備えており、PCで音楽を聴きながら、スマホの着信に出るという使い方ができる。ながらで音楽を聴きながらリモートミーティングに出るという使い方もできる。
同時に2台までのデバイスに接続できるマルチポイント機能を備えており、PCで音楽を聴きながら、スマホの着信に出るという使い方ができる。ながらで音楽を聴きながらリモートミーティングに出るという使い方もできる。
バッテリー駆動時間
本体のバッテリー駆動時間は最大10時間。NC機能使用中は8時間、LDAC使用中は6時間と短くなる。
スマホアプリ「SoundCore」
スマホアプリ「SoundCore」は、Ankerのヘッドフォン用の共通アプリで、イヤフォンのタッチ機能、イコライザ、マルチポイントなどの設定を行うことができる。
起動すると、登録されている Anker製イヤフォンを一覧し、接続しているものがどれか分かるようになっている。

Android用と iOS用が用意されている。
Soundcore PC は、GameLoopエミュレーターを使用して、Windows PC上で SoundCoreアプリを利用できるようにするものだが、遅くて実用的ではない。Windows PCで使うときは、事前にスマホで設定を済ませて置いた方がよい。
起動すると、登録されている Anker製イヤフォンを一覧し、接続しているものがどれか分かるようになっている。
Android用と iOS用が用意されている。
Soundcore PC は、GameLoopエミュレーターを使用して、Windows PC上で SoundCoreアプリを利用できるようにするものだが、遅くて実用的ではない。Windows PCで使うときは、事前にスマホで設定を済ませて置いた方がよい。
接続しているイヤフォンをタップすると、NC機能が有効になっているかどうか、本体と充電ケースのバッテリー残量はどのくらいあるかなど、一目で分かる。
イヤフォンを選んだが、まず、右上の歯車アイコンをタップし、装着テストを実行することをおすすめする。

本体に最初から付いているものを含む5種類のイヤーピースが付属しているのだが、自分の耳に最適なイヤーピースと、最適な装着状態を計測してくれる。
これで音漏れも外音ノイズも相当減らせることができる。
本体に最初から付いているものを含む5種類のイヤーピースが付属しているのだが、自分の耳に最適なイヤーピースと、最適な装着状態を計測してくれる。
これで音漏れも外音ノイズも相当減らせることができる。
イコライザー機能を搭載しているが、HearID機能を使うと、特定の周波数帯域における音の聞き取りやすさを測定し(聴覚テストのような音が流れる)、使用者個人に最適な音質を自動で調整してくれる。

これに、プリセットのイコライザ「クラシック」を適用したところ、WF-1000XM3 よりも低音がガツンとくる音質になった。解像度も満足のいくものだ。
これに、プリセットのイコライザ「クラシック」を適用したところ、WF-1000XM3 よりも低音がガツンとくる音質になった。解像度も満足のいくものだ。
Soundcore Liberty 4 NCは、左右のスティック部分にタッチセンサーが付いており、それぞれの機能を割り当てることができる。
主要スペック
| 項 目 | 仕 様 | コメント |
|---|---|---|
| ドライバーユニット | 11mmダイナミックドライバー | |
| ノイズキャンセリング機能 | ウルトラノイズキャンセリング3.0 | WF-1000XM3より効きは弱い |
| 外音取り込み | 2種類のモードがある | |
| HearID | アプリを使って自分の耳に最適な音質に自動調整する。 | |
| 3Dオーディオ | 対応 | |
| ハイレゾオーディオ | 対応 | |
| 質量 | 本体 約5.2グラム×2 充電ケース含む 約60.4グラム |
とても軽く感じる。 |
| 再生可能時間 | 通常モード:最大10時間 NC再生時8時間 LDAC再生時6時間 充電ケース使用時30~50時間 |
|
| 充電時間 | 本体:約1時間 充電ケース:約3時間 ワイヤレス充電時:約3.5時間 |
10分間の充電で最大4時間再生可能 |
| 充電端子 | USB Type-C ワイヤレス充電 |
|
| バッテリー容量 | イヤフォン:60mAh×2 充電ケース800mAh |
|
| 防塵・防水規格 | IPX4 | |
| マイク:6個 | AIノイズリダクション機能 | ハンズフリーの音声もクリア |
| Bluetooth Ver.5.3 | 通信範囲 約10メートル | 室内で聞く分には十分 |
| マルチポイント機能 | 2台の機器と同時に接続できる | プレイヤーで音楽を聴きながら、電話に出ることができる。 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | |
| イヤーチップ:5種類 | アプリの装着テストを使って最適なものを選べる。 | 最適なものを選ぶと、音漏れ、外音ノイズ遮断効果が高まる。 |
過去に購入したインナーイヤフォン
参考サイト
- Soundcore Liberty 4 NC:Anker
- ノイズキャンセリングと長時間再生へのこだわり:Anker
- SoundCore:Anker
(この項おわり)

重低音に特化した11mmドライバに強力なノイズキャンセリングを効かせながら、本体稼動時間は8時間というカタログ・スペックにたがわず、長時間連続再生が可能である。マルチポイント機能を使って、音楽を聴きながらスマホの着信に出ることもできる。