PHPをWindowsのコマンドラインで実行する

(1/1)
PHP は Web アプリをつくるための便利なスクリプト言語である。また、文字列操作など、スタンドアロンなアプリでも役に立つ関数が多い。たとえば、ファイルの改変を調べたり、JPEG の Exif 情報を取り出してデータベースに格納するといった作業も、PHP なら簡単に実現できる。

PHP で Windows アプリを作ることはできないだろうか――そう考えた先達も多いようで、不完全ながらも、PHP で Windows 用の GUI アプリと実行形式ファイルを生成するフリーなツールが出回っている。これを使わない手はない。

今回はまず、WindowsのコマンドラインでPHPプログラムを実行する方法を紹介する。

サンプル・プログラム

準備

今後の流れがあるため、PHPバージョン4を使うことにする。
入手とインストール方法については「PHP 4 をインストールする」をご覧いただきたい。
ここでは、"C:\php4" にインストールされたものとして話を進める。

コマンドラインで実行するためのエンジンは "C:\php4\php.exe" である。
環境変数PATHに "C:\php4\php.exe" を通しておく。

コマンドラインからの実行

PHPをWindowsのコマンドラインで実行する
コマンドラインからの実行は簡単で、"php isleap1.php" と入力するだけである。
今年が閏年かどうかを判定し、結果をコンソールに表示する。

参考サイト

(この項おわり)
header