吉祥寺駅南口：ツクモ、T・ZONE、東亜会館

九十九電機（ツクモ）は秋葉原にある有名なパソコンショップである。吉祥寺店は2000年（平成12年）12月にオープンし、2001年（平成13年）9月には閉店してしまった。PCのパーツなど、秋葉原へ行かなければ入手できない商品が多く販売されていただけに残念である。

ツクモ吉祥寺店

その後復活し、2016年（平成28年）3月よりLABI KICHIJOJI 7Fにて営業中。下記ツイート参照。

T・ZONEはCSK・エレクトロニクスが直営する秋葉原のPCショップである。以前は亜土電子工業が経営していたが、1995年（平成7年）にCSKの資本参加を受けて、CSK・エレクトロニクスに社名を変更した。

T・ZONE吉祥寺店

2002年（平成14年）のCSKグループの子会社整理に伴い、社名を株式会社ティー・ゾーンに変更。2000年（平成12年）2月に吉祥寺店をオープンした。しかし、経営改善はできず、2003年（平成15年）2月に吉祥寺店を含む3分の2の店舗を閉鎖した。
Macintoshも扱っており、PowerBook G4などは吉祥寺店で購入した。残念なことである。

吉祥寺東亜会館には、東宝、オデヲン座、スカラ座、セントラルの4つの映画館と1階にパチンコ店・吉祥寺ゲームセンターが入っている。この日は、こぱふぅこぱふぅを連れて、ポケットモンスターを見に行く。

1954年（昭和29年）に東亜工業が開業し、1978年（昭和53年）10月に現在の建物に建て替えた。2012年（平成24年）1月21日に、4つの映画館を全て、吉祥寺オデヲンの名前に統一した。同年8月31日に地下の映画館を廃止し、3スクリーンになった。
2階：224席、3階：251席、5階：246席。3スクリーンとも 5.1chデジタルサウンド:blue]、MASTER IMAGE 3D に対応しており、3D上映時の料金は400円アップとなる。

元々が、東宝、オデヲン座、スカラ座なので、ジブリ映画やポケモン、ドラえもんは上映されるのだが、オタク向けのアニメ上映が弱い。

2023年（令和5年）12月現在、吉祥寺で営業している映画館は、吉祥寺オデヲン（3スクリーン）のほか、吉祥寺プラザ（1978年会館、2024年（令和6年）1月31日閉館）、アップリンク吉祥寺（2018年12月会館）がある。

映画館によって料金は異なるらしいのだが、しばらく前から夫婦50割引を利用している。どちらかが50歳以上なら、2人セットで2,400円になるというもの。学生料金より安く、オンラインで座席予約もできるので、映画館へ行くハードルが下がるというもの。
この日は『ゴジラ-1.0』を観た。

吉祥寺東亜会館

ユザワヤは1996年（平成8年）5月に吉祥寺店を開店した。巨大なヒツジ時計が目印。2021年（令和3年）2月28日、閉店。4月から丸い吉祥寺店に移転。2014年（平成26年）4月23日、キラリナ吉祥寺に移転した。

ユザワヤ吉祥寺店

この場所は、もともとは多摩青果市場だったが、1970年（昭和45年）にテナントビル「ターミナルエコー」となり、当初は賑わいをみせていた。ところが、国際航業が絡んだイトマン（伊藤萬）事件で地上げの対象になり、その後焦げ付いたために店子が次々と出ていってしまった。20年近く放置されたままで、いつしか「幽霊ビル」と呼ばれるようになっていた。
なにしろ古いビルなので、天井は低いし、エスカレータの位置もおかしい。だが、それがユザワヤに似合っている。吉祥寺駅やロンロンに直結しており、雨に濡れずに買い物できるのも良い。