タバコ 喫煙vs禁煙

2010年12月27日 更新

電子たばこでニコチン検出

国民生活センターは、たばこの代替品として注目されている「電子たばこ」について商品テストを実施した結果、国内で販売されている 25銘柄のうち 11銘柄でニコチンが検出されたと発表した。
検出されたニコチンの量は普通のたばこに比べると微量だったが、同センターは消費者に「安全性の根拠が不十分であり、安易な使用は避けてほしい」と呼び掛けている。

12 月には、これらの電子たばこの蒸気からもニコチンが検出された。
厚生労働省は、各都道府県等に対して薬事監視の徹底や、ニコチンを含有する電子タバコの安易な個人輸入に対して注意喚起を図るよう通知した。
スポニチ,2010 年 8 月 18 日より
ニコチンを含む電子タバコへの注意を呼び掛け(厚生労働省,2010 年 8 月 18 日)
読売新聞,2010 年 12 月 27 日より
ニコチンを含有する電子タバコに関する危害防止措置について(厚生労働省,2010 年 12 月 27 日)

プーチン首相、閣僚に禁煙迫る

ロシアのプーチン首相が、閣僚たちにたばこをやめるよう迫った。ロシアは世界第3 位の喫煙大国とされ、喫煙率は 39.1%。人口の 80%が受動喫煙を強いられているという。
ロシア政府は 2015 年(平成 27 年)までに喫煙率を 25%に減らすことを目標に禁煙キャンペーンに取り組んでおり、たばこ広告の全面禁止やたばこ税の引き上げなどを検討している。
朝日新聞,2010 年 10 月 7 日より

たばこ値上げ 都はホームレスに支給継続

10 月 1 日、たばこ税が増税され、多くの銘柄は 1箱410~440 円になった。

ホームレスの一時保護と自立を促す東京都と 23 区の施設「緊急一時保護センター」(都内 5 カ所)は、入所者に最低限の嗜好品としてたばこを支給してきた。値上げを機に取りやめや本数を減らすことを検討したが、「ホームレスの人たちは喫煙率が高い。配らないと施設に来てもらえず、自立のための第一歩を踏み出してもらえない」(都福祉保健局)と、1 日以降も従来通りに 1 日 1箱の支給を続けるという。
たばこは健康に害があることを伝え、禁煙希望者には禁煙パッチも支給するという。
毎日新聞,2010 年 10 月 1 日より

非喫煙時間などを表示するiPhoneアプリ「禁煙なう」

iPhone4
医療・健康系モバイルサービスを提供するプラスアールは、Twitter 上で励ましあいながら禁煙する iPhone アプリ「禁煙なう」を 9 月 29 日より無料配信している。

禁煙なうは、禁煙時間に応じて若返る“ローズ”というキャラクターや、禁煙によって「改善した肌年齢」、「消失を防いだビタミン C」を表示。従来の禁煙支援アプリとは異なり、デザイン性や指標において女性を意識した設計となっており、よりファッショナブルに禁煙を支援するアプリとなっている。
また、禁煙中・禁煙失敗のつぶやき投稿機能だけでなく、Twitter 上のハッシュタグやリプライ機能をアプリにて活用することで、禁煙仲間やフォロワーからの励ましを受け取れる仕様になっている。
RBB Today,2010 年 9 月 30 日より

受動喫煙で死亡、年間6800人

受動喫煙が原因で死亡する人は、国内で少なくとも年間約 6,800 人に上るとの推計を、厚生労働省の研究班が発表した。2009 年(平成 21 年)の交通事故による死者4,914 人を大きく上回る。

受動喫煙との因果関係がはっきりしている肺がんと虚血性心疾患の死者だけを対象にしており、実際にはもっと多い可能性がある。
煙にさらされる場所を職場と家庭で分けると、職場が約 3600 人で多かった。
また男女別では、非喫煙者の割合が高く、家庭での受動喫煙にあいやすい女性が約 4600 人と、男性より被害が大きいこともわかった。
朝日新聞,2010 年 9 月 29 日より

喫煙率23.9%、過去最低

2010 年(平成 22 年)5 月現在の全国の喫煙率は 23.9%で、昨年から 1.0 ポイント減少し、過去最低を更新したことが、日本たばこ産業(JT)の調査で明らかになった。
男女別の喫煙率は、男性が 36.6%で昨年から 2.3 ポイント減少した一方、女性は 12.1%で 0.2 ポイント増加した。また、たばこを毎日吸う人の 1 日当たりの平均喫煙本数は、男性が 20.5 本(昨年 21.3 本)、女性が 16.1 本(同 15.9 本)だった。

JT では喫煙率の減少要因について、複合的で一概には言えないとしながらも、「2010 年(平成 22 年)10 月実施予定の増税・定価改定」「喫煙と健康に関する意識の高まり」「喫煙をめぐる規制の強化」「高齢化の進展」を挙げている。
キャリアブレイン,2010 年 8 月 12 日より

世界禁煙デー

今年の世界禁煙デーは 5 月 31 日(月)、禁煙週間5 月 31 日(月)~6 月 6 日(日)です。

禁煙週間のテーマは「女性と子どもをたばこの害から守ろう」です。

JT:煙の出ないタバコを発売へ

日本たばこ産業(JT)は、火を使わず煙も出ない無煙たばこ「ゼロスタイル」を 5 月中旬に東京都限定で発売すると発表した。
たばこの葉が詰まったカートリッジをパイプ状の本体にセットして味わう。価格は本体とカートリッジ 2 本のセットで 300 円、詰め替え用カートリッジは 4 本入りで 400 円。タールはゼロで、ニコチンは微量含まれている。
使用頻度に応じて、1 本のカートリッジで、半日から 1 日程度楽しめるという。
MSN産経ニュース,2010 年 3 月 17 日より

厚労省:職場は全面禁煙か喫煙室を設置検討

禁煙
職場の喫煙規制を議論している厚生労働省の有識者検討会は、受動喫煙から労働者を保護するには、職場を全面禁煙にするか、喫煙室の設置が必要だとする報告書骨子をまとめた。
また、飲食店や公共交通機関なども、本来は全面禁煙か、従業員が接客に入らない喫煙専用室の設置が必要との考え方を示した。
朝日新聞,2010 年 2 月 15 日より

参考書籍

表紙 タバコ狩り
著者 室井尚
出版社 平凡社
サイズ 新書
発売日 2009年06月
価格 734円(税込)
rakuten
ISBN 9784582854688
なぜここまでタバコは憎まれるのか。ありとあらゆるところが全面禁煙になりつつある。自明のことのように進むこの動きの背後には、“科学”をたてにしたWHOの強引な世論誘導がある。はたして、その“科学”は本当に正しいのか。二〇一〇年二月、タバコが日本から消える?「テロとの戦い」とも見紛うタバコ排除の力学を暴く。
 
著者は「タバコが喫煙者自身の健康を害することがあるということ自体に異論があるわけではありません」(77 ページ)と立場を明確にした上で、「このような「世界をひとつの物差しで見る」という視点が広まっていくことに深い危機感を抱いて」いるという(39 ページ)。さらに、タバコの煙や副流煙にが危険だとする論文に対し、どこまで科学的なものかという疑問を呈している。

関連商品

ゼロスタイル・ミント

ゼロスタイル・ミント(JT)



タバコの葉が詰まったカートリッジをパイプに入れて吸う JT の新商品で、副流煙が出ないため、受動喫煙の心配がなく、臭いもほとんどしないという。2010 年(平成 22 年)5 月から都内限定で発売されている。
本商品は「かぎタバコ」に分類されるため、厚生労働省の通知や神奈川県の条例の適用外という。
(この項おわり)
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