EF30形 電気機関車は、関門トンネル専用

塩害腐食を防ぐためのステンレス車体
EF30形 電気機関車
2012年8月17日 碓氷峠鉄道文化むら 写真:こぱふぅ
EF30形は、関門トンネル専用機関車として、1960年(昭和35年)に製造開始した交直流両用電気機関車である。海水による塩害腐食を防ぐため、ステンレス車体が採用されている。
写真のEF30 20は、1968年(昭和43年)10月に製造され、1986年(昭和61年)12月に廃車となった。
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EF30形 電気機関車
2016年3月21日 和布刈公園 写真:こぱふぅ
写真の試作車EF30 1は、1960年(昭和35年)3月に製造され、1978年(昭和53年)12月に廃車となった。
現在は、和布刈公園に静態展示されている。
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直流電化区間である関門トンネルと交流電化区間の門司駅を直通可能で、関門トンネル内の22‰勾配において重連で1,200t貨物列車の牽引が可能な性能を備える交直流電気機関車として開発された。
主電動機はMT51×3基で、出力は1,800kw。最高速度は85km/h、全長16.6m、自重96tである。

参考サイト

EF30形 関連
(この項おわり)
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