キハ20系気動車は乗り心地、居住性などを改善

1957年から1966年にかけて1,126両を製造
キハ20系気動車
2016年9月11日 碓氷峠鉄道文化むら 写真:こぱふぅ
キハ20系は、国鉄が1957年(昭和32年)から1966年にかけて1,126両を製造した気動車である。
写真の467号車は1962年(昭和37年)5月に帝国車両で製造された。機関はDMH17Cを1基搭載し、出力180ps。最高速度は95km/h。平成2年5月に引退した。
キハ20系気動車の大きな写真大きな写真
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1953年(昭和28年)に開発されたキハ10系は、全長20メートルの鋼製車体だが、当時国鉄で気動車用として利用可能であった最大のディーゼル機関であるDMH17形の出力で運用できるサイズとして、車体幅を2.6メートルに制限せざるを得なかった。これは、当時の電車や客車に比べ小さく、乗り心地が犠牲になっていた。
だが、1955年(昭和30年)に入り、準モノコック構造車体とプレス鋼板による溶接組立台車の導入により、十分な強度を維持したまま車体の軽量化に成功。車体重量はキハ17系と同じ約30トン、定員も同じ80人で、全幅を2.9メートルに広げたキハ20系の製造の目処が立った。
乗り心地、居住性などが改善され、両側運転台、片側運転台、荷物合造車、北海道向け、2エンジン搭載タイプなど様々なバリエーションが派生した。
キハ17 関連

参考サイト

(この項おわり)
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