熊本市電8800形101号はレトロ調電車

内部はVVVFインバータ制御
熊本市電8800形
2022年8月14日 辛島町停留場 写真:こぱふぅ
熊本市電 8800形は、熊本市交通局の路面電車で、1988年(昭和63年)から1993年にかけて3両が新造された。
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写真の101号はレトロ調電車で、他の2両と異なり、全長13.5メートル、幅2.36メートル、高さ3.85メートルで9200形に準じた大きさになっている。
明治から大正にかけての路面電車をイメージし、二段屋根、トロリーポール、救助網を取り付け、小豆色の塗装に金モールを張り付けた。車内にも木目調の化粧板・床板や木製の袖仕切り、丸型の照明灯、牛革製のつり革、真鍮製のパイプ類などを使用し、レトロ調を演出している。
一方、制御方式は、スイッチング素子にGTOサイリスタを使用したVVVFインバーター方式で、かご形三相誘導電動機を1両あたり2基搭載する。
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(この項おわり)
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