き・ら・き・らみちのく(キハ48系)は青森の自然を満喫

十和田八幡平国立公園、下北国定公園、津軽国定公園の自然を満喫
「き・ら・き・らみちのく」キハ48系
2002年6月15日 品川駅
き・ら・き・らみちのく は、東北新幹線八戸延伸開業によってアクセスが改善される青森県の下北,津軽地方および岩手県北部への着地形ジョイフルトレインとして開発され、新幹線八戸駅開業のおよそ半年前、2002年(平成14年)7月にデビューする。
八戸から大湊,青森駅を経由して津軽線の蟹田まで運行している。

青森県の十和田八幡平国立公園、下北国定公園、津軽国定公園など自然を満喫してもらうために、客室窓は可能な限り大きなものを採用し、前面窓についても大形化してワイド感のある形状とし、展望ラウンジからの眺望も楽しめるものとしている。
「き・ら・き・らみちのく」キハ48系
2002年6月15日 品川駅
編成は3両で構成され、両先頭車は1+2列の回転式フルリクライニングシートを採用し、特に1列席については進行方向に対して45度の角度で向きを変えることができる。中間の1両は対面式ボックスシートを採用し、たたみ構造の座面と「こぎん刺し」をイメージした絵柄の背もたれにより、落ち着いた和風感を演出した。
そのほか車両の設備としては、車椅子スペース、車椅子対応大形洋式トイレの設置やベビーベッド、乗降口の扉が開閉する際にチャイムで知らせる装置など、バリアフリー設備を充実させた。

この日は、品川駅でのお披露目会だった。

2010年(平成22年)11月28日の さよならきらきらみちのく下北号 をもって運行を終了した。
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(この項おわり)
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