|
103 系電車は、1963 年(昭和 38 年)から 1984 年(昭和 59 年)にかけて 3,447 両製造された国鉄史上最大の生産数を誇る電車である。
1960 年、中央線用に導入された101 系が山手線に転用されたのだが、駅間距離が短く発信・停止が多い山手線では使い勝手が悪く、山手線用に103 系が開発されることになった。 |
|
山手線への導入を皮切りに通勤用標準車両とし大量に生産され、1970~1980 年代の東京・大阪の通勤輸送を支えてきた。われわれの世代は、通学車両としてお世話になった。まだ冷房車両が無かった時代のことである。103 系は、高速性能を犠牲にして加速性能を重視しているため、じつは、中央線特別快速区間などでは不向きであった。それでも国鉄の標準車両として導入が続けられた。 103 系は、時速90 キロ以上を出すと大きな騒音を発し、物理的限界速度である時速100 キロでは悲鳴に近い高音を発生する。埼京線や京葉線など高速運転を行う路線では、沿線で 103 系の騒音が問題になった。1990 年代後半から廃車がはじまり、2006 年 3 月現在、鶴見線の103 系は休車状態になっている。常磐線では最後まで活躍しているが、2006 年 3 月 17 日に引退することに決まった。鶴見線の車両も同じ時期に引退するという。103 系の車両色は、国鉄時代のラインカラーに基づいて塗り分けられている。鶴見線は、カナリアイエロー(黄5号) である。 鶴見線と同色のラインカラーは、中央・総武緩行線、旧・赤羽線、南武線、福知山線(JR 宝塚線)である。鶴見線は、鶴見駅~扇町駅の本線、浅野駅~海芝浦駅の海芝浦支線、武蔵白石駅~大川駅の大川支線の 3 本からなる複雑な路線である。これ以外に、貨物路線が 3 本ある。 |
|
【撮影場所:浜川崎駅】
|
(この項おわり)
|
|
|
|
|
2008年05月19日更新
Copyright by studio pahoo, (C)2008
(※)本ページはリンクフリーですが、複製・転載時にはご一報ください。 ★本ページへのご意見・ご質問・お便りは、ここをクリックしてください。 |