EV-E801系は JR東日本初の交流蓄電池電車

なまはげをイメージした赤と青の2両編成
EV-E801系
2018年8月26日 秋田駅 写真:こぱふぅ
EV-E801系は、JR東日本で初めての交流蓄電池電車で、2017年(平成29年)3月、男鹿線に1編成が導入され営業運転を開始した。蓄電池を意味する「accumulator」から取られた「ACCUM」(アキュム)の愛称を持つ。
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EV-E801系
2018年8月26日 秋田駅 写真:こぱふぅ
2両編成で、男鹿地方の重要無形民俗文化財である「なまはげ」をイメージし、男鹿側は赤面(ジジナマハゲ)を表現した赤色、秋田側は青面(ババナマハゲ)を表現した青色となっている。
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EV-E801系
蓄電池駆動電車システムは、車両に大量の蓄電池を搭載し、その電力を利用して非電化区間の走行するもの。
電化区間の奥羽本線・秋田駅~追分駅間では、架線電力を使用して交流形電車として走行するが、蓄電池の充電率が低い場合には、走行・惰行時や駅での停車時でも架線からの電気により蓄電池への充電を行う。非電化区間の追分駅~男鹿駅間はパンタグラフを下して収納した後、主回路用蓄電池からの電力を使用して蓄電池電車として走行する。男鹿駅には地上充電設備がある。
主回路用蓄電池はリチウムイオン電池で、定格電圧1598V、定格容量360kWhである。
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EV-E801系 関連

参考サイト

(この項おわり)
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