東武鉄道 8000系の製造数712両は私鉄最多

1963年に登場

東武東上線

東武東上線 8000系
2004年9月30日 下赤塚駅 写真:パパぱふぅ
東武鉄道 8000 系電車は、1963年(昭和38年)に登場した通勤型電車で、1983年(昭和58年)までの20年に渡って製造されてきた。
製造車両数712両という数字は、私鉄では最大の数を誇り「私鉄の103系」とも呼ばれることがある。
1986年(昭和61年)から車体改良工事が進められており、バリアフリーな車内になっている。
2015年(平成27年)1月に東上線から姿を消した。
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東武野田線

東武野田線 8000系
2004年12月13日 池袋駅 写真:パパぱふぅ
2004年(平成16年)10月16日に5070系が引退したため、野田線のすべての車両は8000系になった。

8000系が搭載しているブレーキは、車輪のレール接触面をブレーキシューで押さえつけて回転力を落とす踏面ブレーキ (とうめんぶれーき) というものだ。ブレーキが作動すると、車輪とこすれ熱せられたブレーキシューから焦げたような臭いが漂ってくる。この臭いが8000系の特徴のひとつとなっている。
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東武亀戸線

東武東上線 8000系
2022年5月22日 亀戸駅付近 写真:こぱふぅ
2017年(平成29年)7月に、亀戸線・大師線用の8575Fが昭和30年代に行われた試験塗装の1つであるイエローにインターナショナルオレンジ帯の塗装に塗り替えられた。
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東武東上線 8000系
2022年5月22日 亀戸駅付近 写真:こぱふぅ
2016年(平成28年)3月23日から、亀戸線・大師線で昭和30年代に使用されたインターナショナルオレンジにミディアムイエロー帯の塗装を復刻した車両が運行されている。
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東武東上線 8000系
2022年5月22日 曳舟駅 写真:こぱふぅ
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東武鉄道 関連
(この項おわり)
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