近畿日本鉄道 12200系は大阪万博にあわせ登場

スナックコーナーが拡大
近畿日本鉄道 12200系(新スナックカー)
2013年3月23日 朝熊駅 写真:こぱふぅ
近鉄 12200系電車は12000系の改良車両で、大阪万博にあわせ開発され、1969年(昭和44年)にデビューした。1976年(昭和51年)まで製造され、2004年(平成16年)現在、近鉄特急の最大勢力だったが、2021年(令和3年)11月20日、引退した。
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近畿日本鉄道 12200系(新スナックカー)
2013年3月23日 五十鈴川駅 写真:こぱふぅ
2年前に登場した12000系(車内でビュフェ営業を行なうための調理コーナーを設けたことから「スナックカー」の愛称がある)の改造型車両である。
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近畿日本鉄道 12200系(新スナックカー)
2014年8月12日 伊勢市駅 写真:こぱふぅ
スナックコーナーのカウンターは、12000系と比較して倍以上の面積に拡大された。
スナックコー名0は第20編成まで設置されたが、営業上の問題が多く、それ以降は廃止された。これにともない、当該車両の定員は8名増えた。
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近畿日本鉄道 12200系(新スナックカー)
2004年10月30日 鳥羽駅 写真:パパぱふぅ
12200系は、座席のシートピッチは950mmから980mmに拡げ、テーブル、灰皿を備えた回転リクライニングシートを採用するなど居住性の向上を図っており、これ以降の近鉄特急のスタンダードモデルになっている。
大阪万博終了後も特急利用客が増加したことを受け、1976年(昭和51年)までに56編成、168両が製造された。
近鉄12200系 関連
(この項おわり)
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