スカイレールは日本一小さな鉄道

日本初のロープ駆動式懸垂型新交通システム
スカイレール
2006年7月23日 みどり口駅 写真:ままぱふぅ
スカイレールは、正式名称をスカイレール軌道広島短距離交通瀬野線といい、広島県広島市安芸区瀬野町に建設された住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」とJR瀬野駅を結ぶモノレールである。営業距離1.3キロ、3駅で、スカイレールサービス株式会社が運営する。維持費を含めた採算性の面から、2024年(令和6年)4月末に運行終了し、電気バスへ切り替える予定だ。
スカイレールの大きな写真大きな写真
(1213×1600 ピクセル, 994 Kbyte)
スカイレール
2006年7月23日 みどり口駅 写真:ままぱふぅ
1998年(平成10年)年8月28日に開業した日本初のロープ駆動式懸垂型新交通システムである。懸垂式モノレールとロープウェイを組み合わせたような新交通システムで、懸垂式のモノレール車両を、駅間ではワイヤロープで、駅構内ではリニアモーターで駆動して運転する。
いちおう鉄道に分類されており、日本一小さな鉄道である。

3駅には自動券売機・自動改札機が設置されており、日本で初めて非接触型ICカードの定期券が採用された。
こうした数々の新機能を取り入れたことが評価され、1999年(平成11年)に鉄道友の会ローレル賞を受賞している。
スカイレールの大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 1118 Kbyte)
JR瀬野駅
2006年7月23日 JR瀬野駅 写真:こぱふぅ
JR瀬野駅の改札装置(?)。
挿入口に切符を入れると、スタンプされて戻ってくる。
しかし、駅によって装置の方式が異なるのはなぜ?
JR瀬野駅の大きな写真大きな写真
(1600×1391 ピクセル, 814 Kbyte)
(この項おわり)
header