三陸鉄道36-700形気動車はクウェートからの支援で導入

2013年4月の南リアス線の営業運転再開とともにデビュー
三陸鉄道 36-700形気動車
2014年8月19日 盛駅 写真:こぱふぅ
三陸鉄道 36-700形気動車は、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災で被災した車両の代替とし、クウェートからの支援により3両が新造されたものである。2013年(平成25年)4月の南リアス線の営業運転再開とともにデビューした

最高速度は95km/hで、定員は110名。全長は18.5m。
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三陸鉄道 36-700形気動車
2014年8月19日 盛駅 写真:こぱふぅ
車両側面にはクウェートへの感謝の言葉がアラビア語・英語・日本語で書かれている。

三陸鉄道は、2015年(平成27年)3月期の純損益が2年ぶりに黒字になる見通しだ。全線復旧を果たしたことで観光客の利用が伸び、乗客数が前期の1.5倍の約75万4千人に上ると見込んだため。
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三陸鉄道 36-700形気動車
2014年8月19日 盛駅 写真:こぱふぅ
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となり人気が高まった上に、今春の大型連休や夏休みを中心にツアー客が増加。集計中の2014年(平成26年)9月中間決算は経常損益が約6千万円の黒字となった。中間期では21年ぶりの黒字という。
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三陸鉄道 36-700形気動車
2019年8月26日 綾里駅 写真:こぱふぅ
東日本大震災から運休していたJR山田線が復旧し、三陸鉄道がリアス線としてひとつに繋がったことを記念し、2019年(令和元年)6月、イシツブテやいわタイプのポケモンたちがデザインされた岩手県×イシツブテラッピング列車が登場した。
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三陸鉄道 関連
(この項おわり)
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