南海2000系電車は VVVFズームカー

南海として初めてVVVFインバーター採用

高野線

南海2000系電車
2015年7月8日 難波駅 写真:パパぱふぅ
南海 2000系電車は、高野線の山岳区間に乗り入れ可能なズームカー21001系、22001系および2200系の置き換え用として、1990年(平成2年)にデビューした。南海で初めて VVVFインバーター制御を採用し、VVVFズームカー の愛称が付いた。

写真の2024編成は1997年(平成9年)7月に竣工したものである。
南海2000系電車の大きな写真大きな写真
(1571×1920 ピクセル, 1018 Kbyte)
南海2000系電車
2015年7月8日 難波駅 写真:パパぱふぅ
車両の全長は17.7m、全幅2.74m、全高4.1m。設計最高速度は120km/hである。
車体は軽量ステンレス製だが、コルゲート板はなくビードラインを入れた梨地仕上げとなっている。先頭車の正面はFRP製で、曲線を多く取り入れたデザインになっている。
南海2000系電車の大きな写真大きな写真
(1920×1384 ピクセル, 746 Kbyte)
回生ブレーキを備えているが、山岳区間では他に電力を消費する列車が少なく、有効利用できない。そこで、山岳区間の変電所に回生電力吸収装置を設置し、電力の有効活用をはかっている。
南海2000系 関連

参考サイト

(この項おわり)
header